2015年02月28日

How to Get Away with Murder (どうやって殺人罪から逃れるか)


How to Get Away with Murder」(どうやって殺人罪から逃れるか)は2014年から放送されているアメリカABCのドラマ。法廷・学園ドラマです。

最近アメリカは映画よりドラマが熱い気がしますが、このドラマもなかなか見ごたえありました。シーズン1が終了し、2015年秋からシーズン2が放送されます。プロフェッショナルな黒人女性が主人公というめずらしいドラマです。シーズンを通しての一つの大きな事件と、各回で主人公が担当する弁護人のストーリーとが平行して流れていきます。

あらすじ
フィラデルフィアにある設定の架空の有名私立ミドルトン大学のロースクール( 法科大学院)が舞台です。
刑法の教授で弁護士でもあるアナリース・キーティング(ヴィオラ・デイヴィス)は、その年の優秀な学生を選別して実際に自分の下で働かせ、未来の敏腕弁護士たちを育てています。

ところが、キャンパス内のソロリティクラブハウスで殺人が起こり、自分の夫で同じ大学の教授でもあるサム・キーティングがその殺害された女子学生と関係を持っていたことが発覚し、事件は思わぬ方向へと流れ始めます。。。

ヴィオラ・デイヴィスがとてもいいですね。黒人で強くて賢い敏腕女性弁護士という役なのですが、どんな案件でも生徒たちを使った徹底的な調査と独自の戦法で法廷で圧勝していきます。
自分のパーソナルライフがガタガタになってもその強く賢い女性の仮面を外に見せつけ続けるのですが、実際には過去にひどい目にあったトラウマのある、小さな黒人少女アナ・メイを内側に持ち続けているのですね。精神的なダメージを受けているシーンでは「誰?この人?」と思うようなノーメークの顔でウオッカをあおり、体当たり演技を見せています。

どんどん彼女の内面的な暗黒世界が出てきて、シーズン1の最終話は誰が本当に女子学生を殺したのか、ひねりのあるエンディングで終わります。

黒人男性が白人女性と恋愛、結婚をすることは多かったのですが、奴隷制の過去で一番ひどい目に会ってきた黒人女性が白人男性と恋愛や結婚をすることは、黒人コミュニティではとても嫌がられます。最近ではかなり黒人女性と白人男性のカップルを見かけるようになってきたのですが、このドラマではアナリースの夫サムは白人男性です。
最終回前のアナリースが自分の母親に精神的な助けを求める回は、そこらへんの重い歴史的背景が彼女の心理面に大きく絡んでいるのが説明されており、アナ・メイ(差別が強かった時代によくあった黒人女性の名前)からアナリースに改名した彼女の葛藤が描かれています。

シーズン2が楽しみです。
How to Get Away with Murder TV Series Season One Episode Guide (English Edition) -
How to Get Away with Murder TV Series Season One Episode Guide (English Edition) -
posted by 淀川あふるー at 06:05 | Comment(1) | TrackBack(0) | テレビドラマ/シットコム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年12月03日

Better Call Saul ベター コール ソール


Better Call Saul ティーザー

ブレイキング・バッド」(Breaking Bad)がお好きな人に朗報です。
スピンオフ Better Call Saul(ソールに電話しなきゃ!)が来年2月8日からアメリカでスタートします。

上のティーザーがリリースされたのですが、なんと私の大好きなマイクも登場してます。
どうやらマイク(ジョナサン・バンクス)はレギュラーで登場するようです。
これは絶対に見逃せない感じですね。

ヴィンス・ギリガンがもちろんプロデュースしています。
ソール・グッドマンももちろんコメディアンのボブ・オデンカークが演じます。

ソール・グッドマンはちょっとやばい刑事事件専門の弁護士。
テレビで派手に宣伝して、やばいクライエントたちの弁護をしている、その世界では割と敏腕な弁護士で、警官たちからは煙たがられている存在です。

胡散臭いところたっぷりで、皮肉やジョークをたっぷり混ぜてクライエントや警官の相手をしていきます。
裏金の処理業務でももちろんばっちりコミッションはいただくのですが、変なところでちゃんと法を守ったり(職業的に当たり前といえばあとりまえですが)なんだか律儀な部分があったりして憎めない男です。

2月まで待ちきれない〜〜!!!

Better Call Saul 歌
posted by 淀川あふるー at 18:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | テレビドラマ/シットコム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年05月06日

ワン チャンス One Chance



ワン チャンス」(One Chance)は2013年のイギリス映画。人気オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』で優勝してオペラ歌手になったポール・ポッツの伝記映画。

子供の頃に描いた夢を持ち続け、それを実現させてしまった、ぱっと見さえない男のポール・ポッツのお話です。
子供というのは基本、現実的な部分を考えなくていいだけあっていくらでも好きに夢を見る訳ですが、成長するに従って他の事に興味がでたり、金銭的な理由や才能が足りない、努力が足りない、などの理由で気がついたら想像していたのと全く違った職業に就いていたりする訳ですね。

音楽、特にクラシックは日本でもそうですが、お金のかかる夢のうちの一つです。音大に入って正しい技法を学ぶには、学校に入る前から既にかなりの投資が必要になりますね。美声を持って生まれても、上手くそのレールに乗って行かないと才能を発揮して夢のオペラ歌手になる何てことはまず無理になってしまいます。

オーディション番組のいい所は、そういう軌道に乗れなかった人にも度胸さえあればチャンスがあるという所でしょうか。財力のない人にとってはまたとないチャンスの場になりうる訳ですね。トレーニングされてる訳でもない人が、自分の持った才能だけで一度きりのチャンスに賭ける姿には、夢なんて忘れた大人でももの凄くドキドキさせられます。

あらすじ
デブで冴えない、いじめられっこのポール・ポッツ。彼には一つ、他の子供にない歌唱力という才能があり、いつの日かオペラ歌手になる事を夢見ています。

冴えないまま成長し、実家住みで携帯販売会社に勤めているポッツにも彼女が出来たり、オーディションの賞金で短期間イタリアの音大に留学するというチャンスに恵まれたりはするのですが、そう簡単に運命の神様はポッツに微笑んではくれません。

留学でも成果はあげられず、おまけに事故に遭って鬱屈とした日々を過ごす羽目になったポッツの目に、『ブリテンズ・ゴット・タレント』のオーディションの広告が飛び込みます。。。

ワン チャンス [単行本(ソフトカバー)] / ポール・ポッツ (著); 鈴木玲子 (翻訳); アチーブメント出版 (刊)ワン・チャンス オリジナル・サウンドトラック [Soundtrack] / サントラ (CD - 2014)ワン・チャンス / ポール・ポッツ (CD - 2007)
posted by 淀川あふるー at 04:15 | Comment(1) | TrackBack(0) | 伝記 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする