2014年05月06日

ワン チャンス One Chance



ワン チャンス」(One Chance)は2013年のイギリス映画。人気オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』で優勝してオペラ歌手になったポール・ポッツの伝記映画。

子供の頃に描いた夢を持ち続け、それを実現させてしまった、ぱっと見さえない男のポール・ポッツのお話です。
子供というのは基本、現実的な部分を考えなくていいだけあっていくらでも好きに夢を見る訳ですが、成長するに従って他の事に興味がでたり、金銭的な理由や才能が足りない、努力が足りない、などの理由で気がついたら想像していたのと全く違った職業に就いていたりする訳ですね。

音楽、特にクラシックは日本でもそうですが、お金のかかる夢のうちの一つです。音大に入って正しい技法を学ぶには、学校に入る前から既にかなりの投資が必要になりますね。美声を持って生まれても、上手くそのレールに乗って行かないと才能を発揮して夢のオペラ歌手になる何てことはまず無理になってしまいます。

オーディション番組のいい所は、そういう軌道に乗れなかった人にも度胸さえあればチャンスがあるという所でしょうか。財力のない人にとってはまたとないチャンスの場になりうる訳ですね。トレーニングされてる訳でもない人が、自分の持った才能だけで一度きりのチャンスに賭ける姿には、夢なんて忘れた大人でももの凄くドキドキさせられます。

あらすじ
デブで冴えない、いじめられっこのポール・ポッツ。彼には一つ、他の子供にない歌唱力という才能があり、いつの日かオペラ歌手になる事を夢見ています。

冴えないまま成長し、実家住みで携帯販売会社に勤めているポッツにも彼女が出来たり、オーディションの賞金で短期間イタリアの音大に留学するというチャンスに恵まれたりはするのですが、そう簡単に運命の神様はポッツに微笑んではくれません。

留学でも成果はあげられず、おまけに事故に遭って鬱屈とした日々を過ごす羽目になったポッツの目に、『ブリテンズ・ゴット・タレント』のオーディションの広告が飛び込みます。。。

ワン チャンス [単行本(ソフトカバー)] / ポール・ポッツ (著); 鈴木玲子 (翻訳); アチーブメント出版 (刊)ワン・チャンス オリジナル・サウンドトラック [Soundtrack] / サントラ (CD - 2014)ワン・チャンス / ポール・ポッツ (CD - 2007)
posted by 淀川あふるー at 04:15 | Comment(1) | TrackBack(0) | 伝記 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年02月28日

ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日 This Is the End



ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日」(This Is the End)は2013年のアメリカ映画。おバカ映画。

どーしょうもなくお下劣なおバカ映画なのですが、笑ってしまいました。チャニング・テイタムがSMの奴隷として登場したところでは、よくこの役を引き受けたよねと感心してしまいました。

あらすじ
俳優やライターなどエンタメ業界で働いているお友達グループがジェームズ・フランコのハウス・ワーミングパーティ(新しいおうちのお披露目パーティ)に集まります。

そこでアポカリプスが起こってしまい、ハリウッド・ヒルズは燃え上がり、フランコの裏庭には巨大なシンクホールが登場して、パーティ客達はそこに飲み込まれ命を落としていきます。

何が起こっているのか分からないけど人がどんどん死んでいく中、なんとか生き残った5人の男達のサバイバル生活が始まります。。。

普通のディザスター映画だと、世界の終わりが来たら真剣に逃げ惑い、恐怖しながらただただ生き残ろうと頑張るのでしょうが、どーしょうもない5人組はこの状況の中でくだらない所で喧嘩したり、こだわりがあって揉めたり、変な所で肝が座ってて笑えたり、別の現実味がるのかもしれません。

お下劣な笑いのセンス(エログロあり)はどちらかというと男性向けなので、主にストレスが溜まっていて笑いが必要な男性におすすめなおバカ映画です。
ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日 [DVD] / セス・ローゲン...
ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日 [DVD] / セス・ローゲン, ジェームズ・フランコ, ジョナ・ヒル, ジェイ・バルシェル (出演); セス・ローゲン, エヴァン・ゴールドバーグ (監督)ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日APOLLO

posted by 淀川あふるー at 16:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | コメディ 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年01月29日

コレクター The Factory



コレクター」(The Factory)は2012年のアメリカ映画。どんでん返しのあるシリアルキラー映画。

これまたコレクターというありがちで本題から外れた邦題がついていますが、原題はファクトリー(工場)です。何のファクトリーなのかが最後の肝になるので、このタイトルがついてます。
映画の初めに、この映画は実際に起こった事件に基づいて作られています。と出て来るのですが、実際のどの事件なのかは言及されていません。ですが、アメリカでいくつかの似たような事件がよく起こっているので、そこら辺にヒントを得て作られているようです。

あらすじ
冬のニューヨーク州バッファロー。雪の降る日に売春婦を狙った誘拐事件が相次いでいたのですが、最近その傾向が減ったので捜査は打ち切られる事になってしまいます。捜査を担当していた刑事マイク・フレッチャー(ジョン・キューザック)はパートナーのケルシー・ウォーカー(ジェニファー・カーペンター)と感謝祭の日の仕事を終え、自宅に帰ります。

自宅では、ボーイフレンドの家で感謝祭を過したい娘のアビィと妻が言い合いをしており、マイクが帰宅して来た事によって結局アビィは感謝祭を自宅で過す事になります。自宅でも行方不明の売春婦達の写真を前に捜査を続ける父にアビィはなぜそこまで一生懸命になるのか尋ねるのですが、「この子達には探してくれる家族がいない。俺が探すのを止めたら、誰も彼女達を捜す人はいなくなってしまう。」と言います。

翌日、手術を控えていたトランスセクシャルの男性がいなくなった事を、ボーイフレンドが警察に届け出ます。いなくなっているのが全て女性である為に捜査には関係ないと周囲が思う中で、マイクはそのトランスセクシャルの見た目があまりにも『女性』である事から、犯人は彼を女と間違えたと確信して捜査を続けます。。。

売春婦として生きていく身寄りのない女性、そんな社会の不要物のように扱われている女性達が、この映画の中での犠牲者です。監禁された彼女達にどういう心理状態が働くのか、という部分がフォーカスになるのですが、イマイチ心理的にぐいぐいくるような構成にはなっていないのが残念です。エゴの強い犯人像や、クズ同然に扱われて来た女性達の主従関係なんかをもうちょっと上手くフォーカスさせると、どんでん返しの部分が効いて来ないのでしょうがないのかもしれませんが。

数年前、実際に半軟禁状態で11歳の時から18年間拘束されていた女性が救出された事件がありましたが、長い事強烈な支配関係にある女性が、人が沢山いる町中でも周囲の人に助けを求めなかった事が確か取り上げられていました。そういう状況の心理状態の描写がもう少し丁寧だともっとジワジワ来る映画になったのかもしれないですね。

コレクター [DVD] / ジョン・キューザック, ジェニファー・カーペンター, メイ・ホイッ...
コレクター [DVD] / ジョン・キューザック, ジェニファー・カーペンター, メイ・ホイットマン, ダラス・ロバーツ, ソーニャ・ヴァルゲル (出演); モーガン・オニール (監督)
posted by 淀川あふるー at 15:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | シリアルキラー映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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