2011年11月27日

恋におちて Falling in Love


英語版

恋におちて」(Falling in Love)は1984年のアメリカ映画。

ロバート・デ・ニーロとハーヴェイ・カイテルが出演してる映画って、「事件か?」「どんぱちやっちゃうのか?」と思ってしまいますが、(体の関係のない)不倫映画です。メリル・ストリープとロバート・デ・ニーロが、クリスマス・イブにたまたまニューヨークで出会い、何度も偶然にすれ違っていくうちに恋に落ちてしまいます。どちらも結婚しているのに(W不倫というやつですね)気持ち的に一気に盛り上がっていくのですが、一線はやっぱり越えられない、というストーリーです。

あらすじ
クリスマス・イブ。ニューヨークに向かう列車に乗っていた郊外に住むモリー・ギルモア(メリル・ストリープ)と同じ列車に乗り合わせたフランク・ラフティス(ロバート・デ・ニーロ)。二人は家族の為にデパートでギフトを買いに立ち寄りすれ違うのだが、その後また本屋でもすれ違う。沢山のギフトを抱え込んだフランクはモリーとぶつかって荷物を床にぶちまけてしまう。お互いの買ったギフトを取り違えて、二人は帰路につく。

ニューヨークで働く建築技師のフランクは、仕事に向かう列車でモリーを見かけて挨拶を交わす。モリーは現在ニューヨークのオフィスに時々通うフリーランスのグラフィック・アーチストで、仕事がてら父親の入院する病院を訪れていた。クリスマスギフトのヘマを笑い合い、別れるのだが、何か心に引っかかる物を感じる二人。

何気に駅や列車ですれ違ううちに、モリーを探し始めてしまうフランク。「同じ列車に乗ろう」という提案をし、時々一緒に食事をしたりする仲へとなって行く。。。

なんだか気になってしょうがない、そういう表情でモリーを探すフランク役のデニーロは、今と比べるととても初々しい感じがします。短気そうで、神経質そうで、しかも危ない感じがするイメージの強いデニーロが、この映画ではちょっとロマンチックな男になっています。

対するメリル・ストリープのモリーは一瞬頼り無さげな表情を見せても芯の強い女性で、気持ちに流されるのを寸前で押さえたりします。彼女がこういう女性を演じると、ただロマンチックな女性というより、色々な引き出しがありそうな感じの女性になるから不思議です。

そして、ハーヴェイ・カイテルはデニーロの友人役で、奥さんを寝取られてしまった男という役柄で登場します。もう女はいい、みたいな事を言っている割にはすぐに立ち直っていつの間にか再婚していたりします。脇役でそんなに登場しないのにハーヴェイはやっぱりインパクトがありますね。奥さんに捨てられてちょっと情けない表情をしている所がなんとも言えません。

不倫がテーマですが重くドロドロした内容ではなく、こういう風に気持ちが入ってしまう事もあるよね、と思わされるような映画です。もう若くはないけど、そこまで年でもない二人の大人の恋愛映画です。

恋におちて [DVD] / ロバート・デ・ニーロ, メリル・ストリープ, ハーベイ・カイテル,...
恋におちて [DVD] / ロバート・デ・ニーロ, メリル・ストリープ, ハーベイ・カイテル, ダイアン・ウィースト (出演); マイケル・クリストファー (脚本); ウール・グロスバード (監督)恋におちて (カドカワ・スクリプトブック・シリーズ) [単行本] / マイケル・クリストファー (著); 角川書店 (刊)
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2011年10月10日

わかれ路 Intersection


英語版

わかれ路」(Intersection)は1994年のアメリカ映画。原作はポール・ギマールの『わかれ路』。フランス映画「すぎ去りし日の…」のリメイク。

不倫を題材にした映画です。

あらすじ
建築家として成功しているヴィンセント・イーストマン(リチャード・ギア)。美しい妻サリー(シャロン・ストーン)と娘がいるのだけど、コラムニストのオリヴィア(ロリータ・ダヴィドヴィッチ)と同棲している。妻との中は冷めているのだが、仕事上のパートナーとしての繋がりがある。

オリヴィアはヴィンセントと新しい生活を始めようとするのだけど、ヴィンセントはイマイチ煮え切らない態度で彼女を苛つかせる。ヴィンセントの設計した美術館の落成式に妻のサリーは恋人と現われ、オリヴィアと対面する。。。

見た当時に全くピンと来なかった不倫映画なのですが、いくつかの衝撃的な印象を残してくれた映画です。「氷の微笑」のせいもあって悪女のイメージが強かったシャロン・ストーンが、美しくセクシーで賢そうな良い妻として登場し、こんな妻と可愛い娘がいながらリチャード・ギアは赤毛(赤毛はアメリカでは性的にワイルドというイメージがあったりします)の普通の女が浮気相手。なんだか、ポルシェを持ってる男がシェビーに走るような、そんな腑に落ちない展開が繰り広げられる映画です。シャロン・ストーンとロリータ・ダヴィドヴィッチが逆の配役だったら、もっといい味が出せたのかも知れませんね。

成功した建築家が走る女にしては何もないと言うか、そこが肩の力が抜けていいのかも知れませんが。。。そこまでする程の説得力のイマイチない相手です。そしてそれ故に?と言いたくなるような結末を迎えます。『人生の選択を間違えるととんでもない事になるよ!』という警告なのでしょうかね。

わかれ路 [DVD] / リチャード・ギア, シャロン・ストーン, ロリータ・ダヴィドビッチ,...
わかれ路 [DVD] / リチャード・ギア, シャロン・ストーン, ロリータ・ダヴィドビッチ, マーチン・ランドー, ジェニー・モリソン (出演); マーク・ライデル (監督)わかれ路 [DVD] / リチャード・ギア, シャロン・ストーン, ロリータ・ダヴィドビッチ, マーチン・ランドー (出演); マーク・ライデル (監督)
posted by 淀川あふるー at 17:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 不倫 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2010年04月19日

イングリッシュ・ペイシェント The English Patient




イングリッシュ・ペイシェント」(The English Patient)は、1996年制作のアメリカ映画。アカデミー賞作品賞など全9部門受賞、ならびにゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞受賞作品。

あらすじ
第二次世界大戦時代の北アフリカの戦場で、撃墜されたイギリスの飛行機から重度の火傷を負った男(レイフ・ファインズ)が収容されるが、記憶を失っていた為、イングリッシュ・ペイシェント(イギリス人の患者)として扱われ、カナダ人の看護婦ハナ(ジュリエット・ビノシュ)が献身的な看護を続ける。

男は徐々に記憶を取り戻し、最愛の人妻キャサリン(クリスティン・スコット・トーマス)との不倫関係を回想して行く。。。

公開当時、女性に大人気で、周りで観てない人はいないくらいだったのを覚えています。162分と、2時間半もある長い映画なのですが、主人公のアルマシー( レイフ・ファインズ)以外の人物のドラマも交差して、壮大なストーリーを織りなしています。

相手は人妻だけど、アルマシーが純粋にキャサリンを追い求めて行く所が、多数の女性達の共感を得たのでしょうか。何の不自由も無い暮らしから、アルマシーの純粋な求愛に答えてしまい、劇的に人生が変わってしまったキャサリン。

不倫映画なのに多くの賛同を得た作品です。


イングリッシュ・ペイシェント [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
  • メディア: DVD





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2010年04月15日

ダメージ Damage


英語版

ダメージ」(Damage、仏:Fatale)は、1992年制作のイギリス・フランス合作映画。ヌーヴェルヴァーグで知られている、ルイ・マル監督作品。

不倫の中でもかなり究極の背徳を、ジュリエット・ビノシュ演じるアンナとジェレミー・アイアンズ 演じるスティーブン・フレミングが犯します。

あらすじ
英国国会議員で、富も名誉も持った中年男スティーヴン(ジェレミー・アイアンズ)は、息子マーティンのガールフレンドのアンナ(ジュリエット・ビノシュ)と出会う。大して言葉も交わした事の無い相手なのに、お互いに強烈に惹かれ合います。二人は情事を重ね続け、マーティンとアンナの旅行先のパリにまで突発的につけて行って、密会してしまったりします。

スティーブンは妻の元を去る決心までしますが、アンナに説得されて現状に留まります。一方、アンナはマーティンと結婚する事を決めてしまいます。「あなたといたいから息子と結婚するの」とスティーブンに言い放って。。。

ジュリエット・ビノシュがファムファタール(運命の女)っていうのに納得がいかない人もいるようですが、美人で、プレイメイトみたいな体つきで見るからに男を喰らうような女より、ちょっととらえどころの無い感じでミステリアスで、一見草食系のように見える肉食系で、しかも知的な一面も持っているジュリエット・ビノシュは、この映画の中で、かなりのファムファタールだと思います。普通の男じゃなくて、上流階級の知識層の中年男を喰らうファムファタールっていう設定にぴったり。

このアンナの役所はかなり複雑なキャラクターで、兄の自殺に対する罪の意識から、男に体を与え続けてきています。この配役にビノシュを選んだのは、さすがルイ・マル監督と思ってしまいます。

若い女に骨抜きにされる、富、権力、幸せな家族の全てを持ったハンサムな中年男をジェレミー・アイアンズが熱演しているのですが、一緒にDVDを観ていた友達とHシーンで何度か大笑いをした覚えがあります。「え、何今の???」「ほら、アンナ、不満そうじゃん」もちろん、リアルタイムで撮影するのは無理があるけど、それにしてもねえ。当時はバイアグラが無かったからしょうがない。

まだ見ていない人は必見。不倫ものの映画の中でもかなり破滅的な作品です。


ダメージ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
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2010年03月24日

マディソン郡の橋 The Bridges of Madison County


トレーラーじゃないけど、面白いクリップ。

「マディソン郡の橋」(The Bridges of Madison County)は1995年製作のアメリカ映画。世界的ベストセラー(日本でもそうでしたね)ロバート・ジェームズ・ウォラーによる同名小説を、クリント・イーストウッドが製作・監督・主演で映画化。メリル・ストリープは、アカデミー主演女優賞候補に挙がるが、受賞はならず。

主婦層に受けたであろう小説を、渋くてカッコいいクリント・イーストウッドが映画にしてしまった作品。フランチェスカのお葬式に集まった子供達が、母親の日記を読み始める事からストーリーは始まります。

アイオワ州の片田舎で出会った、平凡なイタリア系主婦フランチェスカ・ジョンソン(メリル・ストリープ)と世界を飛び回る中年のナショナル・ジオグラフィック紙専属カメラマンロバート・キンケイド(クリント・イーストウッド)の4日間の短い不倫の恋のお話。

アメリカだと不倫=離婚が多数で、日本のように離婚にまで至らないのは少数派な感じがするのですが、だからこの小説の主人公の平凡な主婦に共感を持てた日本の読者が多かったのでしょうか。

日常生活に凄く不満がある訳ではないのだけど、スパイスが欲しい主婦向けの映画。


マディソン郡の橋 特別版 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
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マディソン郡の橋 (文春文庫)

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  • 作者: ロバート・ジェームズ ウォラー
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1997/09
  • メディア: 文庫



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2010年03月05日

運命の女 Unfaithful


英語版

運命の女」(Unfaithful)は、2002年製作のアメリカ映画。1968年のフランス映画「不貞の女」のリメイク。この映画でダイアン・レインはアカデミー主演女優賞にノミネートされ、映画界に返り咲いた。

あらすじ
何の不自由もない、イケメンの夫エドワード(リチャード・ギア)と可愛い息子に囲まれて、ニューヨーク郊外に幸せに暮らす主婦のコニー(ダイアン・レイン)。ある日、町に出かけて突風に巻かれた所で若くてハンサムなフランスなまりのあるポール(オリヴィエ・マルティネス)に出会う。(ハーレクィーンロマンスかマンガにありそうな、イケメンが降ってくる出会い)

足を怪我したコニーに、自分のアパートで手当するように誘われ、ついていくコニー。古本の売買をしているポールのアパートは本だらけで、その中から「ルバイヤート」をプレゼントされる。(その日は何もなく過ごします。)次の朝、また町に出かけ、ポールに電話をかけてしまうコニー。「コーヒーを入れてあげるよ」と誘われて、また彼のアパートに行ってしまいます。。。

結婚して子供も産んで、一段落ついたであろうアラフォー女性が、あれよという間に若い男の虜になってしまいます。もう、後先考えずに野獣のようになってしまうのが恐ろしいです。幸せすぎて、スパイスのかけた生活だったからでしょうか?旦那だってあんなにロマンスグレーが渋いリチャード・ギアなのに。(リチャード・ギアが寝取られ夫という設定も凄い。)

この映画の主人公は、アラフォーでイケメン二人に囲まれるというマンガのような設定で、激しい不倫にのめり込みます。女性にお勧めの映画。(たまにはこういうのもいいかも。)
運命の女 (特別編) [DVD] / リチャード・ギア, ダイアン・レイン, オリヴィエ・マルティネス, チャド・ロウ, エリック・ペア・サリヴァン (出演); エイドリアン・ライン (監督)運命の女 [Soundtrack] / ヤン・A・P・カズマレック (作曲) (CD - 2002)
posted by 淀川あふるー at 20:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 不倫 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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