2011年02月14日

プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 Prince of Persia: The Sands of Time



プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」(Prince of Persia: The Sands of Time)は2010年のアメリカ映画。2004年発売のゲーム「プリンス・オブ・ペルシャ」の実写化作品。アクション/アドベンチャー映画。

濃いめの顔のジェイク・ジレンホールが、更にその顔を濃くして野性味のあるペルシャの王子役で登場します。

あらすじ
ペルシャ帝国の皇帝シャラマン王には二人の息子がいるのですが、ある日市場で見かけた身体能力に優れていて機転の効く孤児ダスタン(ジェイク・ジレンホール)を自分の息子として迎え入れます。

成長した王子達と叔父ニザム(ベン・キングズレー)はある日、ペルシャの敵に武器を輸出しているとの情報から聖なる都アラムートに攻め入ります。アラムートのタミーナ王女(ジェマ・アータートン)は、聖なる剣のキーパーで、その剣を攻め入って来るペルシャ軍から守ろうとするのですが、ダスタンはそうとは知らずにその剣を手に入れます。

祝いの席で、ダスタンは兄であるタス王子から渡された法衣を父であるシャラマン王に献上し、王は既にお妃のいるタス王子よりダスタンが捉えられたタミーナ王女と結婚するべきだと宣言するのですが、法衣に塗り込められた毒がいきなり煙を発して、国王は暗殺されてしまいます。国王暗殺の嫌疑をかけられたダスタンはその場から慌てて脱走します。。。

身体能力の優れたダスタン王子が建物を縦横無尽に登ったり飛び越えたり、カメラも滑るようにアクションを追って行きます。この映画の為にジェイク・ジレンホールは毎日ジムへ通い、パルクールを練習してスタントを自らこなしたそうですが、本当に???と思えるくらいの動きを見せています。アメリカの俳優さん達は、役作りに欠ける努力が半端ないですね。

「時間の砂」というタイトルから推測出来るように、ストーリーにタイムトラベルが絡んできます。かなり大掛かりな「人類」を対象とした危機説が出てくるのですが、その前提が出て来て何故最後にそういう展開になったのか、という部分が説明されていないので、「あれ?」と思ってしまいました。やっちゃだめなんじゃなかったのぉ〜〜??

ジェイク・ジレンホールが何故かカッコ良く見えてしまう映画です。

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2011年02月11日

モンテ・クリスト伯 The Count of Monte Cristo


英語版

モンテ・クリスト伯」(The Count of Monte Cristo)は2002年イギリス・アイルランド・アメリカ製作の映画。原作は、黒人作家アレクサンドル・デュマ・ペールの19世紀の小説『モンテ・クリスト伯』(岩窟王)。ただしかなり原作から登場人物の設定の変更や、脚色されたり省略されている部分があります。アドベンチャー/ドラマカテゴリーに入れましたが、アクション/アドベンチャー/犯罪/ドラマ/ロマンス要素のある映画です。

風邪でダウンして映画どころではなかったのですが、復活しました。
さて、アレクサンドル・デュマは「三銃士」やこの「モンテ・クリスト伯」で有名な作家ですが、19世紀に書かれた小説とは思えない程、かなり劇的なドラマを繰り広げている作品です。

嫉妬、裏切り、復讐、脱獄、宝探し、などドロドロした復讐劇に冒険を絡め、更に恋愛要素である純愛、略奪、託卵などの現在のドラマのような展開も加わり、手に汗握って見入ってしまいました。

あらすじ
一等航海士、エドモン・ダンテス(ジェームズ・カヴィーゼル)は親友(原作は従兄弟です)フェルナン・モンデーゴ(ガイ・ピアース)と貿易の船に乗って航海をしていたのですが、船長が病に倒れた為、ナポレオン・ボナパルトの流刑地エルバ島に降ります。ダンテスはナポレオンに「手紙をフランスにいる知り合いに渡して欲しい」と頼まれるのですが、「誰にも見せるな」と念を押されます。(ところが、影からモンテーゴはその様子を見ています。)

ダンテスはマルセイユに戻り、その緊急事態の適切な判断を認められキャプテンに昇進し、美しい恋人メルセデスとも結婚の話が出て幸せの絶頂期が訪れます。メルセデスに思いを寄せていたモンデーゴ(ガイ・ピアース)は、酔っぱらって歩いている所をダンテスの昇進に嫉妬するダングラースに呼び止められ、ナポレオンからの手紙の事を話してしまいます。そして二人で密告する計画を立てます。

モンデーゴからの密告で検事代理ヴィルフォールは父親と婚約者と一緒に食事中のダンテスを捉えます。ナポレオンからの手紙の事を追求し、中身を読んで更にダンテスを追い込むのですが、ダンテスは字が読めないと判明します。それを知り一旦釈放しようとするのですが、その手紙の宛先が自分のナポレオニストの父親であると知って、(自分に火の粉が降り掛かるのを防ぐ為に)手紙を燃やし、イフ城に投獄してしまいます。

無罪の罪で全てを奪われ、何も無い牢獄に幽閉され数年経ったある日、ダンテスの独房に脱獄計画を立ててコツコツと穴堀をしていたファリア司祭(リチャード・ハリス)がひょっこり現れます。(「ショーシャンクの空に」のアイデアはココから来てるんでしょうか。)ナポレオン軍の元で戦ったファリア司祭は、ダンテスは素朴だけど見込みがあるのを見抜き、剣の扱い方、字の読み書き、学問、経済についてなどあらゆる事を教え始めます。。。


ダンテスの入れられる独房は本当に「何も無い」独房で、現在の牢屋が天国に見える程です。ファリア司祭の独房にある簡易椅子に座って、「うふふ」と嬉しそうにしてしまうくらい、何も無い牢獄から一歩も外に出る事は出来ず、ただご飯を食べ、排泄をするだけの日々を強いられてしまいます。正に地獄です。そして「アニバーサリー」と称して入所した記念日に毎年むち打ちの刑が待っています。

そしてこの、リチャード・ハリスの演じるファリア司祭がとてもいい味を出しています。「ハリー・ポッターと秘密の部屋」がリチャード・ハリスの遺作ですが、「モンテ・クリスト伯」もリチャード・ハリスの亡くなった2002年に公開された映画です。ファリア司祭は不遇の男ダンテスを独房の中で育て上げるのですが、このくだりが凄く良いですね。希望の全くなかった独房生活で、自分のこれからの道を決定づけるような知恵と剣術を老人から学び取ります。

このダンテスが脱獄して「モンテ・クリスト伯」として帰ってくる時に「リベーンジ!」が始まるのですが、ここら辺はネタばれになるので実際に映画で楽しんで観て下さい。長編小説を2時間あまりの映画にまとめてしまった訳ですが(よって原作が好きな方には不満が残る部分が多い映画ではあるかもしれませんが)かなり見応えがあってスリルのある、テンポの良いストーリー展開をします。

ガイ・ピアースの高慢で冷徹で卑屈な「嫌な男っぷり」が、なかなかいいです。彼の持つ、ちょっと神経質そうな独特な雰囲気がこの「嫌な男っぷり」に拍車をかけていて、この映画を見る女性は絶対ダンテス側につくだろうと思えてしまうくらい良い演技力です。

かなりおすすめの映画。是非見て下さい。
モンテ・クリスト-巌窟王- [DVD] / ジム・カヴィーゼル, ガイ・ピアース, ダグマーラ・ドミンスク, リチャード・ハリス (出演); アレクサンドル・デュマ (原著); ジェイ・ウォルパート (脚本); ケビン・レイノルズ (監督)モンテ・クリスト伯 7冊美装ケースセット (岩波文庫) [文庫] / アレクサンドル デュマ (著); 山内 義雄 (翻訳); 岩波書店 (刊)



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2010年07月27日

ロマンシング・ストーン 秘宝の谷 Romancing the Stone


英語版

ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」(Romancing the Stone) は、1984年のアメリカ映画。ロバート・ゼメキス監督作品。アドベンチャー映画ですが、ロマンティック・コメディ要素もあります。

CGなんて無かった頃の映画なので、今観るとある意味新鮮です。80年代の懐かしい香りのする、どちらかといったら女性向けアドベンチャー/ロマンス映画と言った所でしょうか。

あらすじ
ちょっと夢見がちなシングル女性で、売れっ子ロマンス小説作家ジョアン・ウィルダー(キャスリーン・ターナー)は、コロンビアに住む、夫を殺害された姉の騒動に巻き込まれます。ある日、ジョアンのアパートに(まるで絵本にでも出て来そうな)宝の地図が送られてきます。「それを持ってコロンビアに来ないと、お前の姉を殺すぞ!」と脅されて、言われるままコロンビアに向かいます。

現地であっさりとその地図を狙っていた男に騙されて、間違ったバスに乗って辺鄙な山奥へ来てしまって立ち往生する羽目に。しかも、男に銃で脅され地図を奪われそうになった所へ、何故か通りかかるジャック・コルトン(マイケル・ダグラス)。ヒーローはこんな山奥にでもちょうど良いタイミングで登場するのですね。

ジャックは男と銃の撃ち合いになって、男を撃退してくれます。まるで自分の描いてるロマンス小説のような設定ですが、現実はそう巧くは行かず、電話の使える所へ送り届けてもらうにもお金の交渉をしなければならず、もちろん雨の中、重いスーツケースも持ってはくれない男です。挙げ句の果てに邪魔だとスーツケースは捨てられてしまいます。

追っ手から逃げる為に、ジョアンはジャックとジャングルの中をドロドロになって彷徨ったりする事になってしまいす。。。

今のアメリカ映画の女性(特にアクション系の)はやたら強く描かれているか、もしくは全く使い物にならない役で描かれているかですが、この映画のジョアンは普通に女性的な感じで、強くもなければ弱くもないタイプのヒロインです。職業柄か、夢見がちなのであまり深く考えずにその展開にのって行きます。

突っ込みどころ満載なのですが、割と楽しめる映画です。

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posted by 淀川あふるー at 12:26 | Comment(0) | アドベンチャー(冒険)/ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2010年06月10日

ミッシング The Missing


英語版

ミッシング」(The Missing)は、2003年制作のアメリカ映画。トーマス・イードソンの同名小説を映画。アドベンチャーのカテゴリーに入れてしまいましたが、サスペンスや西部劇の要素もある映画です。

あらすじ
1885年のニューメキシコ州が舞台。ヒーラー(医者)のマギー(ケイト・ブランシェット )は恋人のブレイクの助けを得ながら、二人の娘娘のリリーとドットと平穏な日を過ごしていた。ある日、20年前に家族を捨てたマギーのインディアンの父親サミュエル(トミー・リー・ジョーンズ)が帰って来る。

マギーは幼い頃に自分を捨てた父親を許す事は出来ず、次の日に追い返す。しかし、町へ出かけたブレイクと娘達が襲われ、リリーがインディアン達に連れ去られてしまい、サミュエルの協力を得て娘を取り戻しに旅立つのだが。。。

トミー・リー・ジョーンズがインディアンの役をやっています。トミー・リー・ジョーンズには実際にチェロキーの血が入っているそうで、この映画の中ではとってもインディアンに見えます。(長髪がとっても似合ってる〜。)寡黙で、ちょっと偏屈な感じがするけど、正直なサミュエルを、文句のつけようの無い表現力で演じています。ケイト・ブランシェットの演じる、気の強い女マギーもいいです。

ネイティブの言葉や、まじない、迷信などちょっと神秘的な風習も描かれています。インディアン=残酷、白人=真っ当な人間みたいな、一方的な描かれ方をしている一昔前の映画と違って、便乗している白人達も描かれている映画です。

スクリーンいっぱいに広がるアメリカ南西部の乾いた土地と、その広大な自然が凄くいいです。


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posted by 淀川あふるー at 18:22 | Comment(0) | アドベンチャー(冒険)/ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2010年02月14日

スタンド・バイ・ミー Stand By Me


英語版

スタンド・バイ・ミー」Stand by Meは1986年公開のアメリカ映画。原作はホラー作家スティーヴン・キングの中篇集『恐怖の四季』の中に収められた秋の物語「THE BODY」(死体)。ゴールデングローブ賞受賞作品。映画のタイトルは、ベン・E・キングの歌う"スタンド・バイ・ミー"から来ていて、同曲は、この映画で採用された事によってリバイバルヒット。

やっぱり、スティーヴン・キングの映画化作品の中でも、1、2を争う名作ですね。日本で公開された当時のブームは凄かったですよね。ベン・E・キングの曲も、リバー・フェニックスも。ノスタルジックな曲に合った、これまた少年だった日々を懐古するノスタルジー作品なので、音楽とともに映画を思い出す人は多いと思います。

ストーリーは、作家ゴードンが親友の死亡記事を目にした事から、自分の少年時代を回顧します。「ブルーベリー狩りに出かけた少年が機関車にはねられた」と聞いた少年達が、好奇心と、有名になれるかも?という浅はかな期待のもとに、「死体探し」の冒険に出る、その道中を描いています。

4人の少年は各自問題を抱えていて、主人公であるゴードン(ウィル・ウィートン)と、兄貴肌のクリス(リバー・フェニックス)は道中の交流で、心のしこりがほぐれて行きます。

少年達の演技が自然で、すんなり心に入ってきます。「現実」に直面して純情さを失って行く、その前の少年達の思い出に残る旅のお話です。

スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション [DVD] / リバー・フェニックス, ウィル・ウィートン (出演); ロブ・ライナー (監督)スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫) [文庫] / スティーヴン・キング, Stephen King, 山田 順子 (著); 新潮社 (刊)スタンド・バイ・ミー [Soundtrack] / サントラ, ベン・E.キング, バディ・ホリー, シャーリー&リー, デル・ヴァイキングス, シルエッツ, コーデッツ, コースターズ, ジェリー・リー・ルイス, ボベッツ (CD - 2007)
posted by 淀川あふるー at 16:00 | Comment(0) | アドベンチャー(冒険)/ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする