「アンディ・ウォーホール 生と死」(Andy Warhol - Life And Death)は2007年のドキュメンタリー。ポップ・アートのアイコン、アンディ・ウォーホールの生涯を兄弟や知人などのインタビューを交えてまとめあげた作品。
ウォーホールのドキュメンタリーはいくつか出ており何本か観ているのですが、「アンディ・ウォーホール 生と死」はあまり彼の事を知らない人でも楽しめるような、ウォーホール人物像を中心にまとめた作品です。
アンディ・ウォーホールは、ペンシルベニア州 ピッツバーグで、チェコスロバキア(ルシン人)移民で、経験なカソリック信者の両親のもとに三男として生まれます。病弱で末っ子だったせいもあって、どうやら皆に心配されて育ったようです。特に母親は、かなり過保護だったようで、大人になってニューヨークに住んでいたアンディの元に移り住んだりしています。
アンディ・ウォーホールのお兄さん二人が出て来て、幼少の頃のアンディがどれだけ繊細な子だったかを語るエピソードで、クラスの女の子に引っぱたかれて帰って来て、それがトラウマになって病気になってしまった、というのには「やっぱり顔に繊細さが出てるもんな」と納得してしまいました。
彼のニューヨークのアパートや有名な「ファクトリー」と呼ばれていたスタジオはいつも色々な人のたまり場になっており、ワーカホリックのアンディが働き続ける中女の子達がお悩み相談したり、ワイルドな人達が集まったらドラッグパーティをしたり、『来るもの拒まず』的なスタンスで生きていたんでしょうね、きっと。
時代の寵児としていつも話題に登り、ファクトリーにはいつも有名人が集まって来て、アンディ自体も綺麗なセレブ達が大好き。そしてゲイだったので綺麗な男の人が好き。彼の元恋人達もドキュメンタリーに出演しています。
入門編にどうぞ。
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