2010年08月15日

アマデウス Amadeus


英語版

アマデウス」(Amadeus)は1984年に制作されたアメリカ映画。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの生涯を描いた映画です。アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞、音響賞の8部門を受賞。英国アカデミー賞4部門、ゴールデングローブ賞4部門などを受賞しています。

さて、大好きな映画のうちの一つなのですが、モーツアルトのぶっ飛んだキャラクターが割と的確に描かれている映画です。トム・ハルスはモーツアルトにかなりのハマり役で、実際にピアノの練習をして撮影に挑んだそうです。

華やかに神童としてデビューしたモーツァルトは35歳の若さで亡くなるのですが、大人になってからのモーツァルトは借金に追われ、病気にかかり、挙げ句の果てにはとことん愛情を注いだ愛妻コンスタンツェに共同墓地に葬られてしまい、こんな天才なのにお墓も残っていない有様です。(おかげでコンスタンツェ=悪妻の評判が残ってしまいます。)

この映画は一応モーツァルトの伝記なのですが、彼の死を巡るサスペンスで、宮廷では重宝された作曲家アントニオ・サリエリが、絶対にかなわない程の才能を持ち合わせるモーツアルトへの嫉妬に駆られてある計画を図る、というストーリー展開をします。どろっとしたヒューマンドラマでもあります。

映画にもちろんモーツアルトの有名どころの交響曲、とくにこのトレーラーでも使用されている「交響曲第25番ト短調」や、「後宮からの誘拐」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」などのオペラ、そして忘れられなくなる、モーツァルト最後の未完の大作「レクイエム」など音楽の面でも楽しめます。


アマデウス [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD



アマデウス ディレクターズカット [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
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その昔、この映画を観た後に、「モーツァルトの手紙」という実際にモーツァルトが両親やコンスタンツェなどに宛てて書いた手紙をまとめた本を読んだのですが、かなり良い本です。手紙に滲み出るモーツァルトの人物像がかなり人間味があって良いです。
この映画でもあるように、かなりぶっ飛んだおバカな面や、自分もお金のやりくりでストレスたまって参ってるのに、愛妻コンスタンツェを療養地に送り出して元気にやってるか気遣う手紙があったり、(愛妻に送るエッチな冗談満載の手紙もあったりしますが)なんだか天才を身近に感じる事が出来て、伝記なんかよりおすすめです。


モーツアルトの手紙 上―その生涯のロマン (岩波文庫 青 504-1)

モーツアルトの手紙 上―その生涯のロマン (岩波文庫 青 504-1)

  • 作者: ウォルフガング・モーツァルト
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1980/01
  • メディア: 文庫



モーツアルトの手紙 下―その生涯のロマン    岩波文庫 青 504-2

モーツアルトの手紙 下―その生涯のロマン  岩波文庫 青 504-2

  • 作者: ウォルフガング・モーツァルト
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1980/01
  • メディア: 文庫




おまけ 交響曲第25番ト短調


モーツァルト:交響曲第25番/第29番/第35番「ハフナー」

モーツァルト:交響曲第25番/第29番/第35番「ハフナー」

  • アーティスト: ケルテス(イシュトヴァーン),モーツァルト,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2001/04/25
  • メディア: CD



「アマデウス」~映画のなかのモーツァルト

「アマデウス」~映画のなかのモーツァルト

  • アーティスト: アカデミー室内管弦楽団,ゴールウェイ(ジェイムズ),ツァハリアス(クリスティアン),タックウェル(バリー),ハフ(スティーヴン),マイヤー(ザビーネ)
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/12/07
  • メディア: CD




posted by 淀川あふるー at 15:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 伝記 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2010年08月11日

シャイン Shine



シャイン」(Shine)は1996年のオーストラリア映画。実在のピアニストであるデイヴィッド・ヘルフゴットの半生に基づいているが、事実に反する部分もあるとの批判もある。デイヴィッド・ヘルフゴット役を演じたジェフリー・ラッシュはアカデミー賞主演男優賞を受賞。

あらすじ
映画はデイヴィッド・ヘルフゴット(ジェフリー・ラッシュ)が雨宿りの為にレストランに立ち寄るのですが、彼の異常で理解しにくい喋りの中から名前と宿泊先を聞き取り、オーナーが彼をホテルまで送り届ける所から始まります。

メルボルンに生まれのデイヴィッド・ヘルフゴット(幼少期はアーミン・ミューラー=スタール、少年期はノア・テイラー)は勝つ事が好きで、負ける事や反抗する事を許さない父親の元、ピアニストになる英才教育を受けて、地元のコンペに出場していた。天才的な才能を持った彼の元に、イギリスの王立音楽院に留学する話が持ち上がるが、父親に反対され、家出同然でイギリスに留学する。。。

父親との確執、音楽家が直面する葛藤やプレッシャー、そのどれも繊細な音楽家には精神的にかなりキツく、それが精神の崩壊点に達してしまいます。

映画ではかなりデイヴィッド・ヘルフゴットの音楽活動を持ち上げて描かれているので批判もあったようですが、音楽にそれほど興味が無い人でも楽しめる感動作品。


おまけ デイヴィッド・ヘルフゴットの演奏とインタビュー



シャイン [DVD]

シャイン [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD



シャイン

シャイン

  • アーティスト: デヴィッド・ハーシュフェルダー,デヴィッド・ヘルフゴット,デヴィッド・ヘルフゴット&デヴィッド・ハーシュフェルダー,リッキー・エドワーズ&デヴィッド・ヘルフゴット,リッキー・エドワーズ,ヴィルヘルム・ケンプ,デビッド・ハーシュフェルダー,メアリー・ダウマニー,ジョフリー・ペイン
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1997/01/25
  • メディア: CD






posted by 淀川あふるー at 20:04 | Comment(0) | 伝記 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2010年07月01日

TINA ティナ What's Love Got to Do with It


英語版トレーラー

TINA ティナ」(What's Love Got to Do with It)は1993年制作のアメリカ映画。R&Bシンガー、ティナ・ターナーの半生を綴った映画です。

ティナ・ターナーの80年代のビルボード#1ヒット、What's Love Got to Do with It(「愛の魔力」というこれまた凄い邦題がついてます)は44歳の女性初の快挙です。この曲で華麗なカンバックを飾り、グラミー賞最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀女性ポップボーカル賞に輝きました。

あらすじ
アナ・メイ(ティナ・ターナーの本命)の幼少期から、ストーリーは始まります。成長したティナ(アンジェラ・バセット)は、後に夫となるアイク・ターナー(ローレンス・フィッシュバーン )に見出され、1960年にアイク&ティナ・ターナーとしてデビュー。パワフルな歌唱と激しいステージで人気を博し、R&Bで多くのヒットを飛ばしています。

華やかな舞台生活の裏には、横暴で、稼ぎ頭のティナが倒れても無理矢理ステージに立たせる残酷な夫アイクの姿があります。夫アイクのドメスティック・バイオレンスや麻薬中毒が深刻になり、76年に夫の元から子供達を連れて逃げ出します。そこからティナ・ターナーが自立してだんだん強くなって行きます。

1978年に離婚が成立するのですが、アイク&ティナ・ターナー時代の曲を演奏する事を禁じられた彼女は、ソロ活動をする事を決心します。。。

パワフルな歌声と、奇麗な足(と爆発したような髪型)で有名なティナ・ターナーに、こんなに酷い目に合った時代があったんだと驚くような映画です。アメリカでは、彼女のその「強い」イメージと美しい足のおかげで、ストッキングのCMなんかにも起用されていた時がありました。映画マッドマックスシリーズにも出演していますね。(挿入歌も歌ってます。)

そんな彼女の歌う、What's Love Got to Do with It(愛が何なのさ!愛と何の関係があるのさ!みたいな意味です。歌詞は、男との出会いについて歌っているようでも、彼女の境遇に掛けた部分もありますね。)は、女性達を励ますパワフルな曲です。
2005年(65歳!)のライブです。

途中でちょっと息切れしてますが、パワフルな歌声は健在です。


TINA ティナ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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オール・ザ・ベスト

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2004/11/10
  • メディア: CD



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2010年06月07日

アリ Ali


英語版

アリ」(Ali)は、2001年公開のアメリカ映画。伝説的な黒人ボクサー、モハメド・アリの半生を描いた映画。ウィル・スミスはこの作品でアカデミー主演男優賞にノミネートされましたが受賞はしていません。

”蝶のように舞って、蜂のように刺す”(Float like a butterfly, sting like a bee)伝説的な黒人ボクサー、モハメド・アリの伝記映画です。今までのコメディ調の役柄が殆どだったウィル・スミスが一転して本格的な俳優として認められた作品でもあります。

ソニー・リストンを破り世界ヘビー級王座を獲得した事、ネイション・オブ・イスラムに改宗して、それまでの名前カシアス・クレイからモハメド・アリを名乗るまでのいきさつ、ベトナム戦争での徴兵拒否によるタイトル剥奪など、その行動にかなり批判もつきまとった元チャンピオンの、1964から1974年の10年間を描いています。

この期間はもちろん公民権運動の盛んな頃ですから、マルコムXとの交流も出てきます。

ヘビー級のボクサーを演じる為に、ウィル・スミスは20キロ体重を増やしたそうで、トレーラーを観て分かるようにちゃんと筋肉で増量して、説得力のあるムキっとした体つきになっています。

ちなみに、妻ソンジ役をウィル・スミス実際の妻ジェイダ・ピンケット・スミス演じています。(夫婦競演っていいんだか悪いんだか微妙な気がしますが)

熱い映画です。


アリ [DVD]

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モハメド・アリ ザ・グレーテスト DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD









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2010年03月13日

エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜 La Môme



「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」(La Môme)2007年公開のフランス製作の伝記映画。主演のマリオン・コティヤールは、この映画でアカデミー賞主演女優賞、セザール賞主演女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しています。

シャンソン歌手エディット・ピアフの生涯を描いた映画です。うら若き女子高生だった頃、このエディット・ピアフにハマった時期があって、「愛の讃歌」(上の予告の2番目にかかる、名曲ですね)の歌詞の訳を読んで、ここまで一直線に男の為にあれも、これも、何でも出来る!と言っちゃうのはかなりヤバイと思った記憶があります。(日本で歌われててる歌詞はまろやかです。)飛行機事故死した恋人、プロボクサーのマルセル・セルダンセルダン(不倫で、妻子持ち)に捧げた歌となっていたので、なるほど!とは思いましたが。

で、かなり波乱の人生を送ったエディット・ピアフ。売春宿で育ち、品行方正とは言えない彼女。我が侭だったり、無鉄砲だったりして危なっかしいのですが、憎めないキャラで描かれています。

posted by 淀川あふるー at 17:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 伝記 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2010年01月25日

ローズ The Rose


ベット・ミドラーが唱って大ヒットしたこの映画のテーマソング「ローズ」名曲です。

ローズ」(The Rose)は1979年製作のアメリカ映画。伝説の女性ロックシンガー、ジャニス・ジョップリンの生涯に軽く基づいた伝記映画。(一応。)アカデミー賞四部門にノミネートされたのだけど、逃しています。

自分の顔にコンプレックスがあって、疎外感や孤独感を持ち、若い頃から色々なトラブルを起こして、仕舞いには酒とドラッグに溺れて、ヘロインのオーバードースで27歳で夭逝した、60年代を代表するロック歌手ジャニス・ジョップリン。この映画の中では、ベット・ミドラーがロック歌手”ローズ”として、破天荒な生涯を熱演しています。

歌なんて大した事無いけどルックスはいい、っていうのが最近のヒットの条件のような気がするんだけど、当時(60年代)は顔よりも音楽が先行だったんですよね。ジャニス・ジョップリン本人のコンプレックスはどうであれ、今でも聞き続けられる作品を数多く残している訳ですから。もう少し長生きして、おばちゃんロックを聴かせてもらいたかった。

ローズ [DVD] / ベット・ミドラー, アラン・ベイツ, フレデリック・フォレスト (出演); マーク・ライデル (監督)ローズ オリジナル・サウンドトラック [Soundtrack] / ポール・A・ロスチャイルド (作曲); ベット・ミドラー (Vocals) (CD - 1998)


でもやっぱり実際のジャニス・ジョップリンの方がやっぱり迫力満点。

posted by 淀川あふるー at 14:19 | Comment(0) | 伝記 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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