2013年05月15日

ザ・センチネル/陰謀の星条旗 The Sentinel



ザ・センチネル/陰謀の星条旗」(The Sentinel)2006年のアメリカ映画。

マイケル・ダグラスが女癖の悪いシークレットサービス役で登場する映画です。レーガン大統領狙撃事件で大統領を守った程の腕があるのに親友の奥さんに手を出して友情を失ったり、はてはファーストレディーにも手を出していて内通者ではないかと疑われてしまう程の緩さです。

あらすじ
シークレットサービスとして20年勤務しているピート・ギャリソン(マイケル・ダグラス)は、シークレットサービス伝説的な人物だったのだが、ファーストレディ(キム・ベイシンガー)との不倫関係を続けています。

ある日、ファーストレディといちゃついていたピートの元へ、同僚の警護官が自宅前で何者かに撃たれたという情報が入ります。元親友のデイヴィッド(キーファー・サザーランド)が捜査に乗り出すのですが、駆けつけて来たピートとひと悶着起します。

そんな折、大統領暗殺計画が進行していて、シークレットサービス内に内通者が居るというたれ込みが入り、シークレットサービス全員を嘘発見機にかけての捜査が始まるのですが、ピートの元へ、彼がファーストレディといちゃついている写真が送りつけられます。。。

エヴァ・ロンゴリアはドラマ出身なせいか、表情の演技があまりにもベタすぎで笑えます。まったく警護官らしくないのもご愛嬌ですかね。

ところで、守る立場のファーストレディーに手を出しちゃうシークレットサービスなんて、いったいどういう事なんでしょうかね。大統領暗殺を狙うテロリストより達が悪いですね。寝取られ大統領と言う醜聞で政治生命はあっけなく終わってしまう可能性があるので、大統領は知らない所でダブルピンチの修羅場だった訳ですね。

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ザ・センチネル 陰謀の星条旗 [DVD] / マイケル・ダグラス, キーファー・サザーランド, キム・ベイシンガー, エヴァ・ロンゴリア (出演); クラーク・ジョンソン (監督)オリジナル・サウンドトラック「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」 [Soundtrack] / サントラ (演奏) (CD - 2006)ザ・センチネル 陰謀の星条旗 [Blu-ray] / マイケル・ダグラス, キーファー・サザーランド, キム・ベイシンガー, エヴァ・ロンゴリア (出演); クラーク・ジョンソン (監督)

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2012年12月19日

アリス・クリードの失踪 The Disappearance of Alice Creed


英語版

アリス・クリードの失踪」(The Disappearance of Alice Creed)は2009年のイギリス映画。

お金持ちの娘を誘拐してお金を要求する、というそこまではよくある展開の映画なのですが、実は登場する3人の人間関係に接点があって、話しが二転三転していくというスリラー映画です。


あらすじ
刑務所仲間のヴィック(エディ・マーサン)とダニー(マーティン・コムストン)は、とある人気の無い廃虚のようなアパートの一室を防音材を入れたり、鍵を取り付けたりと怪しげな行動をしています。黙々と作業を続ける二人は、とある家から出て来た女性アリス・クリード(ジェマ・アータートン)を一瞬の内に拉致します。途中で服装を変えたり、二人は綿密に誘拐計画を立てていた事が分かります。

アパートに女性を連れ帰って例の部屋に彼女を運び込み、抵抗する彼女をベッドに拘束した後全裸にして写真を撮影し、その画像をラップトップに取り込んで彼女の父親へ送りつけます。二人の計画の第二段階が完了します。。。

人間関係のネタをばらしてしまうとそこがミソなので敢えて控えますが、誰が騙され、欺かれて行くのか?という所に引っぱり込まれる映画です。綿密に立てた計画も、誰の思惑が何処まで絡んでいるのか、途中でうまく混乱させてストーリーが進行します。

ヤバい計画を立てる時は相手を選ばないと命取りになる、というのは犯罪スリラー映画の教訓ですね。
アリス・クリードの失踪 [DVD] / ジェマ・アータートン, マーティン・コムストン, エデ...
アリス・クリードの失踪 [DVD] / ジェマ・アータートン, マーティン・コムストン, エディ・マーサン (出演); J・ブレイクソン (監督)「アリス・クリードの失踪」

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2012年11月13日

ブレイクアウト Trespass



ブレイクアウト」(Trespass)は2011年のアメリカ映画。

原題の「Trespass」は不法侵入の事です。ちなみに「ブレイクアウト」にはそういう意味はありません。何故、ブレイクアウト(勃発、脱走などの意味)なのか、内容的にはまったく意味の合わない邦題になっています。受験生の皆さんは間違えて覚えないように注意しましょう。

さて、出演料に対して採算の取れない女優#1にその昔輝いていたニコール・キッドマンと、侮れないムンムンおやじニコラス・ケイジの競演している映画です。残念ながら、ニコラス・ケイジの良い所が微妙にしか発揮出来ずに終わってしまう映画です。

あらすじ
宝石商カイル・ミラー(ニコラス・ケイジ)が妻サラ(ニコール・キッドマン)の待つ豪邸に帰宅します。パーティに行きたいという娘エイヴリーを一蹴にして、忙しく携帯で交渉を続けます。ところがエイヴリーはこっそり家を抜け出し、友達とパーティへ行ってしまいます。

ドアのチャイムが鳴り、普通にカイルが応対してしまったところを覆面をした男達に住居に侵入されてしまいます。いきなりの事に戸惑う夫婦。侵入して来た暴漢達は何故か家族構成やセキュリティシステムの事まで熟知しており、ミラー家に絶体絶命の危機が訪れます。。。

強盗達とカイル、サラの心理戦が繰り広げられるのですが、『裏のあるやり手の男』演技をやらせるとかなり上手いはずのニコラス・ケイジがイマイチで終わってしまいます。強盗達とのやり取りなどかなりスリルがあるのですが、どうもヘマして使えない娘の件とか、強盗の一味のアホな中毒女のシーンなどストーリーの展開がダラダラしている部分があって、イマイチパリっとしないまとめあげ方です。無駄にハラハラする分だけダレた展開に感じてしまうのでしょうか?

ニコラス・ケイジの『家庭的な夫』臭が強過ぎて、裏のあるやり手のビジネスマン部分がイマイチ弱かった所為もあるのかもしれません。一筋縄では行かない普通のビジネスマンという普通な感じから、底知れない裏がある部分をもっともっと強く出したら、ニコラス・ケイジらしくなったかもしれませんね。

ブレイクアウト [DVD] / ニコラス・ケイジ (出演); ジョエル・シューマカー (監督)
ブレイクアウト [DVD] / ニコラス・ケイジ (出演); ジョエル・シューマカー (監督)ブレイクアウト [Blu-ray] / ニコラス・ケイジ (出演); ジョエル・シューマカー (監督)





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2011年11月18日

パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会 The Perfect Host



パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会」(The Perfect Host)は2010年のアメリカ映画。ダーク・コメディ/スリラー映画。

シット・コム「そりゃないぜ!? フレイジャー」の精神科医の弟ナイルス役で知られるデビッド・ハイド・ピアースが、サイコな役柄で登場する映画です。神経質な性格で、一見、知識階級の没個性な人物に見えるけど、実はもの凄く変わり者というキャラクターをやらせると抜群の才能を発揮します。表情の端々に浮かび上がるそのキャラクターの性質に、程よい不気味さがあって良いです。

とってもサイコな犯罪映画なのですが、ブラックユーモア的な笑いを誘うストーリになっています。

あらすじ
LA。銀行強盗ジョン(クレイン・クロフォード)は、警察から逃れる為に高級住宅街に逃げ込む。豪邸の郵便受けに入っていたハガキを盗み見てハガキの差出人の友人を装い、中年紳士ウォーウィック(デビッド・ハイド・ピアース)をだましてまんまと家に入り込む。

友人達を招いた晩餐会の準備中だった一人暮らしのウォーウィックは、ジョンにワインを勧め、フレンドリーに彼を受け入れるのだが。。。

高級住宅に住む男性が、いきなり飛び込んできた男を招き入れるという設定には無理がある感じもしますが、(この映画の場合は特殊な男性なのでもちろん招き入れる訳ですが)高級住宅に住む、独身貴族の怪しげな中年男性、という設定はそれだけで既にミステリーがありますね。

ストーリーの終わり近くで彼の職業やお金の稼ぎ方が判明するのですが、微妙に生活感のないモデルルームのように綺麗な彼の家の中の様子に「何やってここまで稼いでるんだろうか?」と最後まで引っ張られました。彼のアルバムやらビデオやらよりも、このクリーンでモダンな豪邸の何とも言えない不気味さがいいですね。

ちょっとネタばれになってしまいますが、普通は多重人格を描いた場合、他のキャラクターが交互に登場したりするのに、何故か全て共存しているかのような設定が面白みがありました。心理学的な症状に合わせているのではないせいかも知れませんが、多重人格というより、空想上のお友達という設定だから故に共存している状態なのでしょうか?

パーフェクト・ホスト−悪夢の晩餐会− [DVD] / デヴィッド・ハイド・ピアース, クレイン...
パーフェクト・ホスト−悪夢の晩餐会− [DVD] / デヴィッド・ハイド・ピアース, クレイン・クロフォード, ナサニエル・パーカー, ヘレン・レディ (出演); ニック・トムニー (監督)パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会
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2011年11月15日

スパイ・ゲーム SPY GAME


英語版

スパイ・ゲーム」(SPY GAME)は2001年のアメリカ映画。犯罪/アクション/スリラー映画。

スパイを題材にしている映画ですが、アクションよりもストーリーに重点を置いた映画です。抜け目ない退職前の中年CIA工作官が、CIA職員達と腹の探り合いや駆け引きをして、自分の育てたスパイを守ろうとするお話です。

あらすじ
後一日で退職を控えたCIA工作官、ネイサン・ミュアー(ロバート・レッドフォード)は、CIA香港支局長のダンカンから工作員ビショップ(ブラッド・ピット)がスパイ容疑で逮捕された事を電話で聞く。ビショップは、許可無くある刑務所に侵入し、知人を救出しようとして捉えられていた。アメリカ政府が何らかの取引を行わなければ、ビショップは24時間以内に始末される事になる。

米中通商会談を控え、米中関係の親密化を優先するホワイトハウスはビショップを見殺しにしようとする中、CIA本部ではビショップの調査が始まり、ビショップの育ての親であるミュアーが呼ばれる。ビショップのこれまでの仕事を形式的に聞き出し、見殺しにする事を正当化出来る穴を探しているCIA対ミュアーの腹の探り合いが始まる。。。

会議に呼ばれたミュアーの回想シーンでビショップとの過去の仕事が語られて行くのですが、任務を遂行する為ならどんな手を使ってでもやり遂げるミュアーの姿が浮き彫りになってきます。ロバート・レッドフォード演じるミュアーは人当たりが良い反面、時には冷酷に、情に左右される事無く判断を下して任務を遂行させます。対するミュアーに育てられたビショップは、その冷酷さを嫌って彼の元から離れて行きます。

そのビショップを巡ってミュアーがCIAを相手に工作を始を始めるのですが、ロバート・レッドフォードがとても魅力的な演技で狡猾な中年工作員を演じています。ドライなようで、実は自分の育てたスパイを見殺しに出来ない、人情たっぷりな男のその行動がサラッと描かれているのがいいです。


スパイ・ゲーム [DVD] / ロバート・レッドフォード, ブラッド・ピット, キャサリン・マ...
スパイ・ゲーム [DVD] / ロバート・レッドフォード, ブラッド・ピット, キャサリン・マコーマック, スティーブン・ディレイン (出演); トニー・スコット (監督)スパイ・ゲーム オリジナル・サウンドトラック [Soundtrack] / サントラ, ハリー・グレッグソン・ウィリアムズ (CD - 2001)
posted by 淀川あふるー at 17:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 犯罪/スリラー 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2011年07月23日

真実の行方 Primal Fear


英語版

真実の行方」(Primal Fear)は1996年のアメリカの映画。

エドワード・ノートンの映画デビュー作です。彼の持ち味が上手に生かされていて、新人のくせにリチャード・ギアと対等に渡り合って独自の存在感を発揮していますね。田舎から出て来た、訛りと吃り持ちのあか抜けない青年アーロン役で、リチャード・ギア演ずる名声が好きな元検事で今は辣腕弁護士として名を馳せるのマーティン・ヴェイルと渡り合います。

あらすじ
シカゴで大司教が惨殺され、殺害現場から逃げ出した堂役を勤める青年アーロン・スタンプラー(エドワード・ノートン)が逮捕される。血まみれの彼が逮捕されるシーンをニュースで観ていた弁護士マーティン・ヴェイル(リチャード・ギア)は、その知名度と難易度の高いケースに飛びついて弁護役を買って出る。

検察当局はこちらも辣腕検事で、ヴェイルの元部下ジェーン・ヴェナブル(ローラ・リニー)を担当検事に任命。旧知の仲の二人は相手の手の内を探りながら裁判に挑むのだけど、調べれば調べる程、町の権威者達の腐敗振りが露呈してきます。。。

「どう見たって有罪でしょう」という事件を取り扱って名を上げる、そんなどん欲さを持っていて、頭の切れるやり手のヴェイル弁護士。リチャード・ギアが演じるとただスマートで抜け目ない男というより、更に行動のあちらこちらにお洒落さが滲み出る魅力的なおっさん、というプラス効果が出てきますね。敵との戦いにもあまりシコリを残さない、そんなスムーズさがあるような饒舌な男。真剣勝負の中の何処かで目が笑ってる、そんな余裕を感じる気がします。

対するぶっ飛んだ役柄が得意なエドワード・ノートン。共演者を喰ってしまう彼の演技は、デビュー時から健在です。パっと見は何とも普通な感じで、この何処にでも居るような普通の田舎者青年なんて役柄はお手の物でこなしてきますね。間の抜けた喋り方や、たより無さげな目線とか、端々に醸し出す自信無さげな雰囲気。そんな彼が一瞬でガラッとその容貌を変える。目つきにたっぷり含ませた危険で極悪な何かに、一瞬にして『ただ者では無いな』と感じさせられてしまいます。

ストーリーのスリルだけでなく、演技上手な俳優達も楽しめる映画です。

真実の行方
真実の行方 [DVD] / リチャード・ギア, エドワード・ノートン, ローラ・リニー, ジョン・マホーニー, アルフレ・ウッダード (出演); ウィリアム・ディール (原著); グレゴリー・ホブリット (監督)「真実の行方」オリジナル・サウンドトラック [Soundtrack] / ジェームズ・ニュートン・ハワード (作曲) (CD - 1996)
posted by 淀川あふるー at 16:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 犯罪/スリラー 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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