2024年01月09日

Escape the Field  エスケープ・ザ・フィールド



エスケープ・ザ・フィールド」(Escape the Field)は2022年のアメリカ映画。ジョーダン・クレア・ロビンス、シェーン・ウェスト、タヒラ・シャリフ出演

見渡す限りのトウモロコシ畑の映画というと、「フィールドオブドリームス」とか「とうもろこし畑の子供たち」なんかが有名ですが、アメリカではトウモロコシ畑=ミステリアスなんでしょうかね?この映画は延々と続くトウモロコシ畑の中を6人の登場人物が彷徨うお話です。

あらすじ
サム(ジョーダン・クレア・ロビンス)は看護師のユニフォームを着たままトウモロコシ畑のど真ん中で目覚めます。なぜかそばには銃が落ちていて、自分の状況が把握できずにいるところに見知らぬ男がやってきます。男は自分も同じようにトウモロコシ畑で目覚めて、ポケットにあったものは全て消えていて、マッチだけが入っていたと言います。二人は他にも3人似たような状況で起き上がり、それぞれ何かしら一つのアイテムが身の回りに置かれていたという人たちに出会い、トウモロコシ畑の中を一緒に進むことになるのですが。。。

アイテムがもちろんカギになっていくのですが、途中でサイレンが鳴り響いて何かが襲い掛かってきたり、とにかくトウモロコシ畑の怖い事。そして、やっぱりアメリカ人は政府に対する不信感満々なのでしょうか「こんな事するの政府に決まってる!」と速攻政府の実験を疑います。国民に黙ってさんざん酷い実験してきてるからでしょうね。。。


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2013年12月04日

キャビン The Cabin in the Woods


このトレーラー、最後にポロッとネタばれしてますね。

キャビン」(The Cabin in the Woods)は2012年のアメリカ映画。ホラー映画。

アメリカの学生がじゃんじゃん殺されてしまうホラー映画にはパターンがあります。
登場人物:1.ハンク(ハンサムなスポーツ系、人気者で軽薄多し)とその彼女のチアリーダー系ブロンドのバカ
2.ちょっと真面目な好青年とそれに釣り合うような知的美女 3.ナードもしくは奇人。
(大所帯の場合はその他殺害シーンだけ脚光を浴びるサブキャラあり)
という構成のグループで人里離れた所に遠征して、

エッチなムード中の1.のカップルが殺られる。
      ↓
2.もしくは3.が襲われ、知的美女だけ生き残る。(2は知的美女を庇って死ぬ事アリ)

この映画『キャビン』も例外にもれず、大学生が山の中にある「キャビン」(小屋の事です)を借りて、そこでジャカジャカ殺されてしまうと言うストーリーです。ですが、上記の安っぽい典型的なパターンに、ちょっとSF的?な裏事情が隠されています。

あらすじ
デーナ、ホールデン、マーティ、ジュールス、カートの5人は、週末を一緒に過すため、人里は慣れた所に建つボロ小屋を訪れます。

同時進行で、ある研究所風の施設では彼らの到着や行動をカメラで追い、所内でとある賭けが始まります。

5人のいる小屋で、いきなり地下室への階段が現れ、そこに降りた彼らはそこに集められた奇妙な品々を発見します。。。

個人的に一番気になったのは、日本チームは小学生くらいの女の子達をターゲットに設定していた事でしょうか。これが『成功』していたとしたら、かなり無慈悲に思えるのですが、いかがな物でしょう??

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2013年09月27日

ワールド・ウォーZ World War Z



ワールド・ウォーZ」 (World War Z) は、2013年のアメリカ映画。アクション/ホラー映画。

さて、ゾンビと言うので見ましたが、噛まれたら十数秒で感染して一気に身体能力が何倍にも跳ね上がったゾンビ達が襲いかかって来る、と言う趣向の映画です。残念ながらあまりのスピード感とCG臭さの所為でゾンビのジワジワくる怖さというのは失われてしまっている映画です。そのかわり驚異的な身体能力をもったCGゾンビが群れて膨れ上がって襲って来る、例えば昆虫の卵が大量ふ化して膨れ上がっている時のゾワゾワ恐怖感に似た恐怖が多分売りの映画です。

あらすじ
フィラデルフィア。元国連職員ジェリー・レイン(ブラッド・ピット)は、妻と一緒に娘達を学校に送る途中、ダウンタウンで交通渋滞で足止めされてしまいます。車を降りた彼は、ただならぬ雰囲気の中で人が車を捨てて何かから逃げ出すのが見え、ちょうど来た暴走車の後ろについてその場を逃げ出そうとするのですが、事故を起こしてしまいます。

家族を車から降ろして周りを確認する彼の目に、恐ろしい勢いで人々を攻撃するゾンビ達の群れが。その場に乗り捨ててあったRVに家族を乗せ、郊外へと逃げ出します。道中、ジェリーの携帯電話に国連事務次長ティエリーから連絡が入り、現場への復帰要請が入ります。

ニュージャージー州のニューアークに着いた彼らは娘の薬を手に入れるためスーパーに入るのですが、そこではパニックを起こした人々が暴徒化して略奪が行われています。。。

ゾンビ達にどうやって対抗するかの鍵を探すのがこの映画のフォーカスとなるのですが、サスペンスとして見た方が面白い映画かもしれません。ここまで圧倒的に襲いかかって来るゾンビだと、ゾンビ的にはイマイチですね。どんなゾンビか確認する暇もない位のスピードで、CGで群れて襲いかかってきます。

ブラッド・ピットがこういう感じの映画に登場するのは珍しい感じがしますが、癖のある役所のほうが輝く彼がこの映画選んだ理由は何だったんでしょうね?割とフツーにブロックバスターの世紀末系エンタメ映画です。

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2012年10月28日

呪い村 436 Population 436



呪い村 436」(Population 436)は2006年のアメリカ/カナダ製作の映画。ミステリー/ホラー映画です。

こういう得体の知れない風習を持った何処かにありそうな村が題材のジワジワくるようなB級ホラーは面白いですね。このハロウィーンシーズンに、血がドバーッというホラーよりもそういうのが好物な人におススメの映画です。日帰りするのはいいけど、一泊すると怖い事になってしまう村が舞台です。

アメリカの国勢調査(Census)は、とても面どくさい長いマークシート式の紙が送られて来るのですが、めんどくさがりは敢えて提出しなさそうなのでどれくらい信憑性があるのでしょうかね??この映画の中では、ある小さな村の世帯に関しての統計出す為に国勢調査員がわざわざ出向いて行きます。

あらすじ
とっても田舎の小さな村ロックウェル・フォールズ。そこに国勢調査局員のスティーヴ(ジェレミー・シスト)が送られてきます。村の入り口でシェリフのボビー(フレッド・ダースト)に迎えられ、村長に挨拶をしに行き、調査期間中に滞在する家も見つけてもらいます。

村に滞在し始めて直ぐに、人々がなんだか奇妙な行動をするのに気づくスティーヴ。村の古い資料を調査しているうちに、この村が100年間の間ずっと人口436人から変わらないままである事に気づきます。。。

現代社会から隔離された素朴な村の人達。保安官助手のボビーなんかはとても人のいい村の青年という感じで、スティーヴに裏切られてしまう辺りは可哀相にと思ってしまいます。外から来た人には奇妙な風習でも、そこに住んでいる人達にはそれが日常で奇妙には見えない、そういった対比も巧くされています。

村人は悪い人達ではないのだけど、裏に彼らを支配する奇妙な風習がありそれに逆らう事は出来ない、という設定は別に珍しいストーリー展開では無いと思いますが、エンディングでその奇妙な風習の実態が何処までリアルなものなのか分かる辺りが良いですね。

意外に面白い映画です。

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呪い村 436 [DVD] / デビッド・エームズ, レイ・エンス, スーザン・ケルソ, リック・スキーン, フレッド・ダースト (出演); マイケル・キングストン (脚本); マイケル・マックスウェル・マクラーレン (監督)呪い村 436 [DVD] / シャーロット・サリヴァン, フデヴィッド・フォックス, スーザン・ケルソ (出演); マイケル・マックスウェル・マクラーレン (監督)
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2012年10月23日

インシディアス Insidious



インシディアス」(Insidious)は、2011年のアメリカのホラー映画。『ソウ』のジェームズ・ワン監督とリー・ワネル脚本。

「アメリカにも幽体離脱なんてあるのねー」という映画。幽体離脱って世界共通で認識されている症状なんでしょうか???

あらすじ
ジョシュ(パトリック・ウィルソン)と妻のルネは、3人の子供たちと共に新居に引っ越して来ます。ところが、引越し後間もなく奇怪な現象が起こり始め、屋根裏部屋で物音を聞いてそこへ行った小学生の息子ダルトンが、梯子から落ちて昏睡状態に陥ってしまいます。

医者もダルトンの原因不明の昏睡状態に匙を投げ、ジョッシュは母親の知り合いの霊媒師に相談する事になります。。。

家の警報システムが鳴り響いてドアが全開になっていたり、血の足跡がシーツについていたり、目の前で起こっている酷い状況にびびってはいるものの、かなり呑気な対応を見せるジョッシュにちょっとウケてしまいました。いや、オレは絶対信じないぞ!という頑固派なのか、怖すぎて信じたくなくなってしまったのか、もしくはただ単に呑気なのか???震え上がっている奥さんがちょっと可哀想です。

最後のオチに、やっぱりジョッシュはちょっと抜けてたのか!と思ってしまいました。

どっきりするシーンが多いので、ハロウィーンにでもどうぞ。

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2012年06月10日

スケルトンキー The Skeleton Key



スケルトンキー」(The Skeleton Key)は2005年のアメリカ映画。

ニューオリンズらしく、呪術やプランテーション時代の事を扱ったホラー映画です。

あらすじ
ルイジアナ州ニューオリンズ。看護士のキャロライン(ケイト・ハドソン)は、老婦人のヴァイオレット(ジーナ・ローランズ)と脳梗塞で身動きが取れず、喋る事も出来なくなってしまった夫のベン(ジョン・ハート)が住む古いプランテーションの屋敷に住み込みで働くことになった。他の州出身であるキャロラインに冷たく当たるヴァイオレットに、この仕事は引き受けられないと思い直そうとするが、家族の弁護士であるルーク・マーシャルの強い勧めで仕事を引き受ける。

古い屋敷には全室鏡が取りはずされていたり、プランテーション時代の前オーナーの写真が飾ってあったり、不気味さが漂っている。ヴァイオレットから屋敷の全ての扉を開ける事の出来るスケルトンキーを渡され、屋根裏部屋から庭に植える種を取って来るように頼まれたキャロラインは、棚の後ろに隠し扉があるのを発見する。。。

ニューオリンズのホラー映画と言うと「エンゼル・ハート」を思い出しますが、じめっとしたバイユーといい、奴隷制時代の黒人達の無念やその中で受け継がれて来たブードゥーとか、アメリカの中でもホラーっぽい要素が多い土地柄なんでしょうかね。

この映画の中ではブードゥーではなくて『フゥードゥー』(Hoodoo)が登場します。マジック(呪術)を題材にしているのですが、信じてしまった者には効いてしまうという厄介なものです。

そこまで「怖い、怖がらせちゃうぞ」という効果たっぷりの映画ではないのですが、最後のオチのまとめ方は上手だと思います。ちょろちょろっと出て来る屋敷の前オーナーの話しや、家に住み込んで働いていた黒人召使いのお話の伏線を回収して辻褄を合わせています。

お暇な時にどうぞ。
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posted by 淀川あふるー at 17:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | ホラー 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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