「迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-」(Rumor Has It...)は2005年のアメリカ映画。ロブ・ライナー監督のラブコメディ。
「卒業」の続き的な映画です。エンディングを覚えている方は多いと思いますが、あのバスの中の二人のとっても微妙な表情から推測するとこんな結末を迎えていたんだろうな、と納得してしまうようなストーリーラインが設定されています。
あらすじ
サラ・ハッティンガー(ジェニファー・アニストン)は妹の結婚式に出席する為、カリフォルニア州のパサデナにある実家にフィアンセのジェフ・ディリー(マーク・ラファロ)向かいます。親戚が集まる中、サラは祖母のキャサリン(シャーリー・マクレーン)から、既に亡くなっている母親ジョセリンが父親と結婚する前にカボ・サン・ルーカスにボー・バローズという男と逃げたという話しを聞いてしまいます。
自分の実家が「卒業」の舞台、カリフォルニア州のパサデナ、しかも本を書いたのも母親の学校の同級生、どんどんと話しの辻褄があってしまい、自分のおばあちゃんが悪名高い『ミセス・ロビンソン』であった事まで発覚してしまいます。
自分が生まれたのが父親と母親の結婚式から9ヶ月に足りない事などから、自分の実の父親はボー・バローズなのではないかと疑い始めたサラは、今ではIT関連で成功したボー(ケビン・コスナー)に会いにサンフランシスコまで行きます。。。
自分の親が「卒業」のモデルである事より、自分のばあちゃんが『ミセス・ロビンソン』の方がショッキングですね。「ばあちゃん、あんたが話しをこじらした張本人か!」と言ってしまいたくなる所です。
「卒業」の主人公ベンジャミン(ダスティン・ホフマン)にあたるのがボー・バローズなのですが、ケビン・コスナーじゃなくてダスティン・ホフマンに登場して欲しかったところですね。
話しのもう一つの焦点は、フィアンセのジェフとの結婚に踏み切れないサラが浮気をしてしまう所にもあるのですが、「卒業」の設定を使っている所の方が強烈で、そっちに気を取られてしまいました。
それなりに楽しめる恋愛コメディ映画です。
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