2013年07月09日

迷い婚 -全ての迷える女性たちへ Rumor Has It...



迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-」(Rumor Has It...)は2005年のアメリカ映画。ロブ・ライナー監督のラブコメディ。

卒業」の続き的な映画です。エンディングを覚えている方は多いと思いますが、あのバスの中の二人のとっても微妙な表情から推測するとこんな結末を迎えていたんだろうな、と納得してしまうようなストーリーラインが設定されています。

あらすじ
サラ・ハッティンガー(ジェニファー・アニストン)は妹の結婚式に出席する為、カリフォルニア州のパサデナにある実家にフィアンセのジェフ・ディリー(マーク・ラファロ)向かいます。親戚が集まる中、サラは祖母のキャサリン(シャーリー・マクレーン)から、既に亡くなっている母親ジョセリンが父親と結婚する前にカボ・サン・ルーカスにボー・バローズという男と逃げたという話しを聞いてしまいます。

自分の実家が「卒業」の舞台、カリフォルニア州のパサデナ、しかも本を書いたのも母親の学校の同級生、どんどんと話しの辻褄があってしまい、自分のおばあちゃんが悪名高い『ミセス・ロビンソン』であった事まで発覚してしまいます。

自分が生まれたのが父親と母親の結婚式から9ヶ月に足りない事などから、自分の実の父親はボー・バローズなのではないかと疑い始めたサラは、今ではIT関連で成功したボー(ケビン・コスナー)に会いにサンフランシスコまで行きます。。。

自分の親が「卒業」のモデルである事より、自分のばあちゃんが『ミセス・ロビンソン』の方がショッキングですね。「ばあちゃん、あんたが話しをこじらした張本人か!」と言ってしまいたくなる所です。

「卒業」の主人公ベンジャミン(ダスティン・ホフマン)にあたるのがボー・バローズなのですが、ケビン・コスナーじゃなくてダスティン・ホフマンに登場して欲しかったところですね。

話しのもう一つの焦点は、フィアンセのジェフとの結婚に踏み切れないサラが浮気をしてしまう所にもあるのですが、「卒業」の設定を使っている所の方が強烈で、そっちに気を取られてしまいました。
それなりに楽しめる恋愛コメディ映画です。

迷い婚~すべての迷える女性たちへ [DVD] / ジェニファー・アニストン (出演)
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2012年12月23日

天使のくれた時間 The Family Man


英語版

天使のくれた時間」(The Family Man)は、2000年のアメリカ映画。恋愛コメディ/ドラマ。

素晴らしき哉、人生!』の様にクリスマスに起こる奇跡を描いた映画です。クリスマスイブに起こった生死をわけるような出来事(実は天の使いによって意図的に起された)と、そこから「もし、あの時別の選択肢を取っていたら?」という誰もが一度は人生の岐路を振り返った時に考えそうな事がテーマの映画です。

あらすじ
空港で、恋人ケイト・レイノルズ(ティア・レオーニ)との別れを惜しむジャック・キャンベル(ニコラス・ケイジ)。ジャックは、「やっぱり考え直して」と言うケイトを「たかが1年でダメにはならない」と振り切ってロンドンへ向かいます。

13年後。ウォールストリートのエクゼクティブとしてクリスマスイブの日も忙しく働くジャック。彼の元にケイトからの連絡が入りますが、「古い彼女は古い税金と同じ」と言うビジネスパートナーの進言を笑いながら彼女の連絡をムシします。

仕事が終わった帰り道、酒屋に寄ったジャックは、ロトくじを持ってレジでもめ事を起こしたキャッシュ(ドン・チードル)の仲裁に入るのですが、キャッシュに銃を突きつけられてしまいます。うまくその場を納めたジャックはキャッシュに少々傲慢な問いかけをします。。。

家庭とは縁がなく、ビジネスで大成功している男に、彼女との人生ををもし取っていたらどうなっていたのか、パラレルワールド(?)で実体験してもらうというストーリーです。

「自分に必要あるものなんて無い。自分は全て持っている」と言い放ったジャックは、郊外の一軒家で二人の子供を持ち、義父の店でタイヤのセールスマンになっている自分を体験させられてしまいます。

ジャックの妻として、郊外でノンプロフィットの弁護士として働く普通の妻を演じているティア・レオーニがとても可愛らしいです。国内一の法律学校(ロースクール)を出ていながら、ノンプロフィット弁護士として働くママになっている設定です。最後に彼女の現状も出てきますが、普通に恋して結婚したらどちらもうだつの上がらない職業を持ち、でも幸せに暮らしているという設定に「そこまで?」とは思いましたが、何かを選択すると何かを落とす、いいとこ取りなんて出来ないよというのは現実的ではありますね。

このクリスマスにどうぞ。

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2011年12月29日

最後に恋に勝つルール A Lot Like Love


英語版

最後に恋に勝つルール」(A Lot Like Love)は2005年のアメリカ映画。恋愛コメディ。

モデルやってただけあるルックスを持っていながら、性格的に三枚目っぽいアシュトン・クッチャー 。MTVの悪戯テレビでの印象が強いせいでしょうか。そんなアシュトン・クッチャーのキャラクターがバランス良く出ている恋愛コメディ映画です。

原題の「A Lot Like Love」は、とっても愛(恋)っぽい、という意味です。凄く気の会う二人が、くっつきそうになるとキャリアやその他の人生のターニングポイントが邪魔して離ればなれになる、実際にありそうなシチュエーションではあります。

あらすじ
LAからNYへの飛行機の中で出会ったエミリー(アマンダ・ピート)とオリバー(アシュトン・クッチャー)。ニューヨークでも何度か遭遇して楽しい時を過した二人。後で会う約束はしないで、6年後に自分は成功しているだろうからここに電話をかけて、とオリバーは実家の電話番号をエミリーに渡して二人は別れる。

三年後。いきなり彼氏に捨てられたエミリーは、電話帳の中にオリバーから貰った電話番号の書いてある紙切れを見つけ、彼に電話をかけてみる。あっさりとオリバーに繋がり、デートに一緒に行く事になる。大晦日を一緒に過した二人はオリバーのアパートでいいムードになるのだけど、オリバーは翌日サンフランシスコに仕事で引っ越す事になっていた。。。

ケミストリー(化学反応、相性)の合う相手に出会うと、こういう風に何でもない事でも大笑いして楽しめたり、相乗効果を感じるのですね。エミリーもオリバーもそれを感じてはいるのだけど、盛り上がって来ると必ず運命は二人をくっつける事を良しとしない。もちろんその間他の人と付き合って自分の人生は流れて行っているのだけど、数年おきに会って、変わらない何かを感じる二人。そこがA Lot Like Loveなんでしょうね。

キャッキャ騒いでいるエミリーとオリバーの二人がとても可愛いい映画です。恋愛映画好きの方におすすめ。

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最後に恋に勝つルール [DVD] / アシュトン・カッチャー, アマンダ・ピート, キャスリン・ハーン, カル・ペン, アリ・ラーター (出演); ナイジェル・コール (監督)Lot Like Love [Soundtrack, Import, From US] / Soundtrack (CD - 2005)
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2011年01月19日

噂のモーガン夫妻 Did You Hear About the Morgans?



噂のモーガン夫妻」(Did You Hear About the Morgans?)は、2009年のアメリカ映画。

サラ・ジェシカ・パーカーとヒュー・グラントの演じる別居中だった夫妻のお話。意外な組み合わせのカップルなのだけど、妙にテンポがピッタリで息も合っている二人が思った以上にこの映画を面白くしていました。

あらすじ
NYに住む不動産業者のメリル・モーガン(サラ・ジェシカ・パーカー)とポール・モーガン(ヒュー・グラント)は別居中の夫婦。ポールの浮気が原因で別居に至った訳なのですが、ポールはメリルに未練たらたら。仕事で多忙なメリルになんとかディナーの約束を取り付け一緒にひとときを過すのですが、ディナーからの帰り道に殺人事件を目撃してしまいます。

犯人から隠れようとバンの後ろに隠れるのですが、バンが走り出してしまいバッチリと犯人に見つかってしまいます。NYの不動産業者として有名なメリルはポスターであっさり顔が割れ、犯人は彼女のアパートに襲撃してきます。NYにいては危険だからと証人保護プログラムで、二人は渋々ながら揃ってワイオミングの田舎町へ身を隠す事になるのですが。。。

「SATC」のキャリーの様に、この映画でもメリルはNYのシティガールという役どころのサラ・ジェシカ・パーカー。NYで生まれ育ち、休む暇もなく働いて成功していて、PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)に所属し菜食主義。もちろん野生動物やホールセールの大型ウェアハウスなんて知らない環境で暮らしており、熊が出たり、カウボーイハットを被った人達がお互いに「ハウディ!」と挨拶し、人との関係が濃密なワイオミングでの生活に戸惑います。

田舎と都会の生活の対比によくある、都会の人がちょっと薄っぺらかったり情けなく見えてしまって笑えるというのもこの映画の面白さの一つですが、このモーガン夫妻の状況設定と掛け合いもまた面白いです。とてもお似合いの夫婦なのだけど、妊娠したい妻にあまり協力的でなかった夫、不妊治療薬でヒステリーが激しくなった妻、それと平行して仕事が忙しくて余計に擦れ違いが起こり、ちょっとしたきっかけで夫が浮気をしてしまった、という設定なのですが、都会の30代後半〜40代前半の共働き夫婦に起こりえる現実的な状況で、見ている側も四苦八苦する二人に共感出来る部分が出てきます。

そして二人はワイオミングで強制的にスローライフを送る事になり、お互いを見つめ直す時間を持つ事になる訳ですが、不倫(浮気)を乗り越えられるのか?という重く深刻な状況を軽快なテンポでストーリーは進んで行きます。

この二人の状況にとてもピッタリな曲「We can work it out」(何とかする事が出来る、うまくやる事が出来るというポジティブなフレーズです。)ビートルズの名曲ですが、スティービー・ワンダーのカバーです。効果的な使われ方ですね。

夫婦で見るのにおすすめの映画です。

噂のモーガン夫妻 コレクターズ・エディション [DVD] / ヒュー・グラント, サラ・ジェシカ・パーカー, サム・エリオット, メアリー・スティーンバージェン (出演); マーク・ローレンス (監督)噂のモーガン夫妻 [Blu-ray] / サム・エリオットメアリー・スティーンバージェン, ヒュー・グラント, サラ・ジェシカ・パーカー (出演); マーク・ローレンス (監督)
posted by 淀川あふるー at 19:35 | Comment(2) | TrackBack(3) | 恋愛コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2010年12月29日

ニュー・イン・タウン New in Town


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ニュー・イン・タウン」(New in Town)は2009年制作のアメリカ映画。恋愛コメディ。

あらすじ
コンサルタントのルーシー(レネー・ゼルウィガー)は、女だてらに成功していて、マイアミの海辺にあるハイエンドな一軒家に住んでいる。ある日、ミネソタ州の小さな田舎街の工場の再構築を監査するため、雪深いミネソタに住む事になる。

本社から送られて来たルーシーに冷たい工場の人達。そして自分とはちょっとソリの合わないシングルファーザー、テッド(ハリー・コニック Jr. )に出会い、些細な事から喧嘩になるのだが、後に彼がユニオン(労働組合員)である事が分かる。。。

都会で働いて成功しているシングルウーマンのルーシーが、コミュニティの付き合いの濃い田舎町に来てドタバタするお話です。ナンセンスが嫌いで、利益を追求するビジネスウーマンだった彼女が、田舎の密な付き合いの中で徐々に受け入れられて行き、会社の利益だけではなくそこで働く人達の事を考え始めます。

ルーシーの役は、ブリジット・ジョーンズの延長と言う感じで、ちゃきちゃきしてるんだけど、どこか抜けててコケティッシュなレネー・ゼルウィガーの得意なキャラクターです。

恋愛コメディ好きの方におすすめ。


posted by 淀川あふるー at 19:27 | Comment(2) | 恋愛コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2010年12月18日

恋愛適齢期 Something's Gotta Give


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恋愛適齢期」(Something's Gotta Give)は、2003年のアメリカ映画。女性監督ナンシー・マイヤーズ作品。

シングル中高年の恋愛コメディです。中年男性が若い女性を恋愛対象にする事をちょっと皮肉った部分もあり、ジャック・ニコルソン演じるハリーの恋愛知能指数の低さもなかなか笑えます。

あらすじ
63歳のハリー・サンボーン(ジャック・ニコルソン)は、30歳未満が恋愛対象の一度も結婚した事の無い独身貴族。29歳で立ち上げたレコード会社を売った後、音楽プロダクションを含めた10社を経営する成功者。マリン(アマンダ・ピート) と知り合い、彼女の母親が所有しているハンプトンのビーチハウスに一緒に出かけるが、そこで母親エリカ・バリー(ダイアン・キートン)とその妹ゾーイ(フランシス・マクドーマンド)達と鉢合わせる。

エリカは「娘のボーイフレンドだ」と言い張るハリーを不法侵入者と思い込み、警察に電話するのだが、マリンが登場して、その60代男性が実際にマリンのボーイフレンドである事が判明する。一度帰ろうとしたハリーを引き止め、四人で一緒にディナーを楽しむ事になる。人気劇作家で離婚歴のあり、家にこもりがちな50代シングルである姉を心配したゾーイは、ディナーの席でハリーに、「貴方達みたいな若い女性の事ばっかり追いかける男が多いから、私たちみたいに古くなった女は捨てられる」とちょっと攻撃的になる。

娘とはしゃいでいたハリーは心臓発作を起こし、エリカに人工呼吸と心臓マッサージを受け、病院に運ばれる。医師ジュリアン(キアヌ・リーヴス)が治療に当たるのだが、立ち会ったエリカ・バリーの名前を聞き、自分の好きな人気劇作家である事に気づき、彼女に興味を持つ。ほどなくしてハリーは退院するのだが、ニューヨークに帰るには体力が回復しておらず、エリカの家にしばらく居候する事になるのだが。。。

ベテラン俳優と女優の演技がとてもよい映画です。ダイアン・キートンは、笑顔の可愛い魅力的な50代女性を演じています。ジャック・ニコルソンが演じる独身貴族ハリーは、女性から見た魅力的な部分と”ダメ”な部分がかなり見事に描かれていて、笑えます。独身貴族で数々の若い女性達をとっかえひっかえして人生を謳歌しているつもりだったハリーは、実は本当の恋愛を知らなかった。独りよがりなハリーをジャック・ニコルソンが愛嬌のあるキャラクターで演じています。

さて、この映画の中でダイアン・キートンは50代にしてモテ期がいきなり訪れる中年女性役を演じている訳ですが、チャーミングでちょっと変わった面白いおっさんジャック・ニコルソンと、20歳近く年下の若くてハンサムなキアヌの二人の求愛者に挟まれると言う贅沢なシチュエーションに陥ります。(若くて年下の医者でしかもハンサムな男性に求愛されるってところは、作り手が同年代の女性観客の妄想を煽っていますね。)

作家という職業柄家にこもりがちで仕事をするため、男性と付き合うのは離婚して以来。そんなエリカがいきなり訪れた恋愛にあたふたしながら人生を楽しむ、という映画です。

大人が楽しめる面白い恋愛コメディです。

恋愛適齢期 [DVD] / ジャック・ニコルソン, ダイアン・キートン, キアヌ・リーブス, フランシス・マクドーマンド, アマンダ・ピート (出演); ナンシー・メイヤーズ (監督)



posted by 淀川あふるー at 16:51 | Comment(2) | TrackBack(1) | 恋愛コメディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする