2013年01月18日

運命のボタン The Box



運命のボタン」(The Box)は2009年のアメリカ映画。原作はリチャード・マシスンの短編小説。SF/サスペンス映画。

幸せに暮らす家族。もちろん、お金に困ったり、普通に悩みや抱えている問題もあるのだけど、直ぐにどうにかなってしまうような程の事ではない。そんな家族の元へ、奇妙なオファーが来ます。「このボタンを押せば100万ドルを手に入れることができる。しかし、世界のどこかに住んでいる貴方の知らない誰かが死ぬことになる。」という条件付きで。

さて、そこまで不自由している訳ではないファミリーの選択はいかに?という映画です。なかなかハラハラさせる展開で、「旨い話しには絶対オチがあるよね」と思いながらぐいぐい引き込まれてしまう映画です。

あらすじ
1976年。教師のノーマ・ルイス(キャメロン・ディアス)とNASAで働くアーサー・ルイスには息子のウォルターがおり、幸せに暮らしています。ある朝、奇妙なボタンの入った箱が家に届けられ、そこには「ミスター・スチュワードが午後5時にお伺いします」というノートが添えられています。

何かの冗談だと思っていたノーマの元へ、アーリントン・スチュワード(フランク・ランジェラ)と名乗る中年の顔が崩れた男がやってきて、このボタンを押せば報償として100万ドルが与えられる事、そして彼女達の知らない誰かが死ぬ事、24時間以内に決断できなかったり、この話しを夫以外の誰かに話したら取引は無効になる事を告げ、スーツケースに入った100万ドルの札束を彼女に見せます。

帰って来た夫に告げ、二人はボタンを押すか押さないかを悩み始めます。。。

面白いのが、たいして生活に不満がある訳ではなく、経済的に少しヤバい(としても大きな家に住む事が出来るくらい)の主人公カップルにこのお話がくる所です。ノーマは「子供の学費が」とか「将来の生活に余裕ができる」と自分と家族の事を中心に考えて、その他の『死んでしまう』他人の事情なんてどうでもいいとボタンを押してしまいます。

面白いのが同じオファーを貰った似たような状況のカップルも、女性がボタンを押してしまう所です。現実的に家族の事を思っているのだけど、そこには『自分達家族さえ良ければいい』というエゴが見えて来る訳ですね。だからそのエゴにあるべき形の因果応報を受けるような結末を迎えてしまう訳ですが、なかなか考えさせられます。

ノーマは自分が障害を足に持っていて苦労していますが、それでも自分の事を凄く愛してくれる夫や可愛い息子、優しい両親にも恵まれて、端から見れば普通に恵まれた人生を歩んでいます。悪い人ではないし、可愛い妻なのだけど、自分の現状がどれだけ事足りていて幸せかを考えずに更に欲をだしてしまう、「もっと欲しい」という嫌らしくも人間的な欲望が見えてしまいます。

オチにゾワゾワくるものがある映画です。
まだ見ていない人はお早めに。
運命のボタン [DVD] / キャメロン・ディアス, フランク・ランジェラ, サム・オズ・スト...
運命のボタン [DVD] / キャメロン・ディアス, フランク・ランジェラ, サム・オズ・ストーン, ホームズ・オズボーン, ジェームズ・マースデン (出演); リチャード・ケリー (監督)運命のボタン [Blu-ray] / ジェームズ・レブホーン, サム・オズ・ストーン, ジェームズ・マースデン, ホームズ・オズボーン, キャメロン・ディアス (出演); リチャード・ケリー (監督)運命のボタン (ハヤカワ文庫NV) [文庫] / リチャード・マシスン (著); 尾之上浩司 (編集); 伊藤典夫・尾之上浩司 (翻訳); 早川書房 (刊)





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2013年01月07日

LOOPER/ルーパー Looper



LOOPER/ルーパー」(Looper)は2012年のアメリカ映画。タイムトラベルを扱ったSF映画です。

“ルーパー”と呼ばれる殺し屋が登場する映画です。2044年が舞台なのですが、2074年にタイムトラベルが発明されて直ぐに禁止になったのだけど、はびこる犯罪組織が違法でタイムトラベルをさせているという設定です。2074年の未来ではテクノロジーが発展して死体の処理が簡単に出来なくなってしまったので、2044年の過去に殺したい人間を送り込み、ルーパー達に始末させています。

あらすじ
2044年。人類の10%はテレキネティックと呼ばれる超能力を持っていて、コインを浮かせる事が出来たりします。主人公のジョー・シモンズ(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)はルーパーと呼ばれる殺し屋をしていおり、指定された時間にある場所に行き、未来から送られて来た人物を銃殺した後、背中に入れてある銀が報酬して支払われます。

ルーパーを始末したい、となった時は未来から送って本人に始末させるのですが、その時の報酬は金で、それを受け取ったルーパーは退職し、余命30年間を過した後に過去の自分に始末されます。

そんなある日、ジョーの同僚セス(ポール・ダノ)が未来から送られて来た自分に気づいてしまい、始末する事を躊躇って30年後の自分に逃げられてしまいます。ジョーの元へ逃げて来たセスは、未来の自分から“レインメイカー”と呼ばれる人物が暗黒世界を牛耳っているというのを聞いた事話し、ジョーに匿ってもらうのですが、事態を知ったボスのエイブに呼び出されたジョーは、脅しに負けてセスの居所を教えてしまい、現在のセスが徐々に体を切られ、未来から来たセスも消滅し始めます。

翌日、ジョーは仕事をしに行くのですが、そこには30年の未来から来た自分(ブルース・ウィリス)が登場します。。。

タイムトラベルを扱ったストーリーは必ず矛盾点が出て来るのですが、未来のジョー(ブルース・ウィリス)が登場して、過去の自分を殴って逃げる所から矛盾が出来てしまいます。その次にすぐ、未来からきたブルースウィルスが一度自分を殺害してその後30年をどう過ごしたか、というエピソードに入るのですが、その段階でパラレルワールドでもない限りストーリーが進行しませんよね。(でもそうでもしない限り二人が同じ時間に存在するのは不可能になります。)

ところで、この映画の中でジョゼフ・ゴードン=レヴィットが未来の自分のブルース・ウィリスに似せる為か、ぱっと見がかなり雰囲気が違って見えます。目を細めてニヤッと笑う、よくブルース・ウィリスの見せる不敵な笑みを見せたりしていて頑張ってるのは分かるのですが、あんまり似ていない二人ですよね。どう見ても未来の自分のほうが強そうだし、実際に強いのも笑えます。

現在のジョーが違う体験をする度に未来のジョーの記憶が書き換えられるという辺りや、現在のジョーが理解した事や体験した事がすぐに未来のジョーにもバレてしまう辺りがなかなか面白かったと思います。伏線としてのテレキネティックと、登場のさせ方で誰がレインメイカーか割と簡単に分かってしまうのですが、もう少し未来の世界で何が起こっていたのかが出て来ると面白かったのかもしれません。

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2012年11月11日

コンテイジョン Contagion



コンテイジョン」(Contagion)は、2011年のアメリカの映画。感染パニック映画です。

マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレット、ローレンス・フィッシュバーンなど豪華なキャストで作られている映画です。面白いのは、その豪華なキャスト達も感染して死亡してしまう所でしょうか(もちろん全員ではありませんが)。

記念すべき(?)第一感染者でアメリカ本土にウィルスを運んでバラまいてしまう役のグウィネス・パルトローの、登場したかと思ったらあっという間に亡くなってしまう出だしが個人的には一番衝撃的だったかもしれません。そして、CDC(疾病予防センター)が彼女の行動を追って感染経路を調べて行くのですが、途中経由したシカゴで浮気相手に会って、浮気相手も感染媒体になってシカゴでも感染が広がって行くというちょっと「ドクターハウス」ばりのストーリーを展開します。

二日目、という設定から映画は始まります。
あらすじ
香港に出張したベス・エムホフ(グウィネス・パルトロウ)は、体調の悪さに気づきながらも途中シカゴ経由で、夫のミッチ(マット・デイモン)が待つミネソタの自宅に帰ってきます。息子と夫に暖かく迎えられた彼女は自宅で倒れ、そのまま病院に運ばれ亡くなってしまいます。また、彼女の息子も同様の症状を見せ、死亡します。

一方、同じような症状の人間が香港、ロンドン、東京など各地で次々と亡くなっており、報告を受けた世界保健機構(WHO)のドクター・レオノーラ・オランテス(マリオン・コティヤール)や、アトランタの疾病予防センター(CDC)のエリス・チーヴァー博士(ローレンス・フィッシュバーン)が調査に動き出します。。。

二日目、という出だしなのですが、要するに感染二日目からストーリーが始まっていて、最後に感染経路から一日目までの成り行きが暴露されると言うストーリー構成です。凶悪なウィルスが中国から発祥して世界中に広まるというのが現実味がありすぎてなかなか怖〜いです。「鳥インフルが来る!」とニュースなどで騒がれてかれこれ5年(?)くらい経っていますが、もし本当に鳥インフルが発生したらこんな風に世界中パニックになるのか、などと考えてしまいます。

町の機能が失われて、軍の配給を待ったり、軍の監視のもとに州の移動が出来なくなったり、ネットで怪しい治療法が拡散してそれを悪用してお金儲けしようとする輩が出て来たり、色々とリアルです。

人口密度の低いアメリカ(しかもマット・デイモンがいるのはミネソタ)でこの状態なら、東京なんかは人口密度が高い分だけ広まるのもあっという間なんじゃないかとか、その状況が現実で起こった場合を連想させるのが容易な設定なだけに、かなり恐怖感を味わえてしまいます。

お暇な時にどうぞ。
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コンテイジョン [DVD] / マット・デイモン, ジュード・ロウ, ローレンス・フィッシュバーン, マリオン・コティヤール, ケイト・ウィンスレット (出演); スコット・Z・バーンズ (脚本); スティーブン・ソダーバーグ (監督)コンテイジョン [Blu-ray] / マット・デイモン, ジュード・ロウ, ローレンス・フィッシュバーン, マリオン・コティヤール, ケイト・ウィンスレット (出演); スコット・Z・バーンズ (脚本); スティーブン・ソダーバーグ (監督)
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2012年10月14日

トゥモロー・ワールド Children of Men


英語版

トゥモロー・ワールド」(Children of Men)は2006年のアメリカ、イギリス映画。

移民問題が悪化してるヨーロッパの未来の顛末、みたいなロンドンが登場します。不法移民が大量に押し寄せ、治安が悪化したロンドン。しかも世界は謎の不妊に悩まされてここ18年間子供が生まれた事がない、という設定のSF映画です。
人口問題や移民問題は現代の不安材料である分、所々に現実味が増すような世界観が出ています。

あらすじ
2027年ロンドン。世界の最後の子供だった18歳の少年がディエゴが死亡して、女性達は嘆き悲しみます。そんな中、セオ(クライヴ・オーウェン)は反政府グループに拉致されてしまいます。セオの拉致を画策したのは、元妻のジュリアン(ジュリアン・ムーア)。政府高官につてのあるセオを説得して、不法移民であるアフリカ人少女キーに通行証を発行させる事が目的で、セオは条件付きの通行証を手に入れます。

検問所に向かう途中でセオ達の乗った車は襲撃され、ジュリアンは射殺されてしまいます。ジュリアンの仲間達のアジトへ逃げ込んだセオは、そこでキーから妊娠している事を告白されます。。。

クライマックスの銃撃戦の臨場感が凄い映画です。あれよあれよと言う間に元妻の意思を継いで危ない橋を渡る羽目になってしまったセオ。二人が離婚した理由が息子の死だったのですが、その死が逆に二人の意思を繋ぐ役割も果たします。

セオの友達役として、インテリでマリファナ好きなヒッピーの成れの果てのような暮らしを続けるマイケル・ケインが登場するのですが、このキャラがなかなか光っています。キリキリしたおかしな世の中で、マイペースに世捨て人のように過す、こういう自分のスタンスを変えない人物が荒んだ世界のちょっとしたオアシスを提供しているかのようです。

まだ見ていない方はお早めに。
トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション [DVD] / クライヴ・オーウェン, ジュリ...
トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション [DVD] / クライヴ・オーウェン, ジュリアン・ムーア, マイケル・ケイン, キウェテル・イジョフォー, チャーリー・ハナム (出演); アルフォンソ・キュアロン (監督)「トゥモロー・ワールド」オリジナル・サウンドトラック [Soundtrack] / サントラ, プレッシャー feat.ウォリアー・クイーン, ザ・リバティーンズ, サイラス(ランダム・トリオ), ジョン・レノン, ジャーヴィス・コッカー, ディープ・パープル, ルーツ・マヌーヴァ, ジュニア・パーカー, マイケル・プライス, キング・クリムゾン (CD - 2006)トゥモロー・ワールド (ハヤカワ・ミステリ文庫) [文庫] / P.D. ジェイムズ (著); P.D. James (原著); 青木 久惠 (翻訳); 早川書房 (刊)
posted by 淀川あふるー at 14:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | SF 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年09月27日

コーマ Coma


英語版

「コーマ」(Coma)は、2012年のアメリカA&E放映のTV映画。1978年同名タイトルの映画のリメイク。リドリー・スコット、トニー・スコット兄弟プロデュース作品。

コーマ(Coma)とは昏睡状態の事ですが、とある大病院で昏睡状態に陥る患者が相次ぎ、それを不振に思った研修中の医学生が謎解きをして行く、というメディカル・ミステリー/SF映画です。

あらすじ
おじいちゃんの設立したピーチツリー(桃の木)メモリアル病院にやってきた医学生スーザン・ウィーラー(ローレン・アンブロース)は、Dr.マーク・ベロウス(スティーブン・パスカル)の元で研修を始めます。スーザンはすぐにこの病院で手術中に昏睡状態に陥ってしまう患者が普通より格段に多い事に気づきます。

昏睡状態に陥った患者は、遺族の同意のもと昏睡状態の患者をケアする「ジェファーソン・インスティチュート」へ送り込まれるのですが、スーザンはこの「ジェファーソン・インスティチュート」の怪しい体制を訴える動画をみつけます。スーザンはジェファーソンを訪れるのですが、管理者のミセス・エマーソン(エレン・バースティン)に門前払いされてしまいます。

スーザンはすぐに病院に着いて調べ始めるのですが、ファイルにアクセスするのに協力してくれたナースやルームメイトなどが次々と解雇されてしまいます。病院のファイルにアクセスしているスーザンの行動が問題になり、会議にかけられてしまうのですが、病院の中でも権威のある名医Dr.スターク(ジェームス・ウッズ)に助けられ、彼の支援も得て再び捜査を再開します。。。

いくらなんでもこれだけ次から次に昏睡患者を出していたら大問題になってすぐバレると思うのですが、「おかしいと思ってたんだよ!」と割と呑気な病院の事情を知らないドクター達がいたりしてちょっとつっこみを入れてしまいまいたくなってしまいます。

そしてこの新人スーザンの詮索好きが病院の裏の大暴露へ繋がる訳ですが、いや、こんな危ない捜査をガンガンしちゃう素人の女の子は医学生じゃなくて探偵に向いてるんじゃないの??と思ってしまいました。

天才熟女脳外科医としてジーナ・デイヴィスが登場するのですが、顔は老けてしまったなーという感じが強いのですが、セクシーさは格段に増したような、ムンムンする熟女パワーを放っていました。綺麗な女優のちょっと黒い役柄は凄みがありますね。

DVDはまだリリースされていないので、マイケル・ダグラス主演のオリジナル(1978年)版
コーマ [DVD] / ジェヌビエーブ・ビュジョルド, マイケル・ダグラス, リチャード・ウィドマーク, エリザベス・アシュレイ (出演); マイケル・クライトン (監督)

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2012年06月12日

プロメテウス Prometheus



プロメテウス」(Prometheus)は、2012年のアメリカ映画。リドリー・スコット監督。SFホラー映画。

元々は『エイリアン』のプリークェルとして構想されていたそうですが、独立した話しとなっています。所々に『エイリアン』を彷彿させるようなシーンが登場するのですが、どうせならプリークェルでがっつり作ってしまえばストーリーの穴もなく上手く仕上がったのかもしれませんね。ちなみに「Prometheus」は英語でプロミーシアスと発音します。

これぞSF映画!というような気の効いたアイデアが使われていて、宇宙船内に自動手術マシーンを装備してるとか、洞窟探査に使うスキャナーと、それを取り込む宇宙船「プロメテウス」にある立体モニターとか、エイリアンの宇宙船内にある宇宙の立体像が現れるシステムとか、視覚的にはSF映画ファンにはたまらなくなるようなシーンが盛りだくさんで登場します。

映像はトレーラーを見ての通りなかなか素晴らしい出来なのですが、ストーリーは人類の起源を題材に扱っているにしてはかなりお粗末な感じです。説明不足もしくは展開不足でストーリーがまとめられているので、見終わってからもやもやする部分が出て来てしまいます。この夏一番期待していた映画だけに残念です。視覚的な部分にこだわる割にはストーリーが手薄になってしまうというのは、最近のSF映画の傾向なんでしょうか。

あらすじ
2089年。考古学者のエリザベス・ショウ(ノオミ・ラパス)とチャーリー・ハロウェイ(ローガン・マーシャル=グリーン)は古代の別々の文明に登場するある星座を発見します。それを「招待状」と解釈した彼らは、ウィーランド・コーポレーションのCEO、ピーター・ウィーランド(ガイ・ピアース)が出資する宇宙船「プロメテウス」に乗り込み、調査をしに現地へ向かいます。

2093年。宇宙船は目的の星LV-223に辿り着きます。最初に起床してきた司令官メレディス・ヴィッカーズ(シャーリーズ・セロン)の指示に従い、アンドロイドのデイビッド(マイケル・ファスベンダー)は2年間眠りについていた船員達をスリープチェンバーから起床させます。

惑星上で人工的な地形を探し当てたクルー達は、地上へ降り立ち散策を始めます。。。

ノオミ・ラパス演じるエリザベス・ショウが、最初から問題児の匂いをプンプンさせます。映画によくある傾向ですが、学者とか頭が良いはずなのに未知の星でアホな行動を取ってしまうとか、何なんでしょうかね。巨額の投資をしてこれだけ壮大な宇宙船を飛ばしているのに、船員がこれだけお粗末って、国を挙げての(国民の税金を使っての)プロジェクトだったら絶対許されないよね、と思ってしまいます。

エリザベス意外のキャラクターはあまりちゃんと描き出されていないせいか、なんだかサラッとし過ぎていてイマイチ感情移入も出来ないで終わります。そして、このエリザベスはリプリーと違って全く応援したく無くなるような風味の人物でした。

「エイリアン」に中途半端に固執している所為でしょうか、蛇のような人の体に食い付いて寄生するエイリアンが登場する辺りから、なんだかストーリーに不要な既視感が出てきます。人類の源とされる高等生物が、何を考えてそんな凶暴で下等な生命体を作り上げて生態系に異変をもたらせようとするんでしょうかね?

フュージョンして「エイリアン」が登場する辺りでは、「はいはい、じゃあもうエーリアンのプリークエルにしちゃえばいいじゃん」と思わざるを得なくなってしまいます。

映像面では映画館の大画面で観る迫力はかなりあります。日本では8月24日から公開するそうです。
【映画前売券】プロメテウス / 一般(大人)
【映画前売券】プロメテウス / 一般(大人)Prometheus [CD, Soundtrack, Import, From UK] / Soundtrack (CD - 2012)■海外宣伝用Ver■ [映画ポスター] プロメテウス (PROMETHEUS) [INT-DS]
posted by 淀川あふるー at 17:09 | Comment(2) | TrackBack(2) | SF 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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