2012年11月11日

コンテイジョン Contagion



コンテイジョン」(Contagion)は、2011年のアメリカの映画。感染パニック映画です。

マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレット、ローレンス・フィッシュバーンなど豪華なキャストで作られている映画です。面白いのは、その豪華なキャスト達も感染して死亡してしまう所でしょうか(もちろん全員ではありませんが)。

記念すべき(?)第一感染者でアメリカ本土にウィルスを運んでバラまいてしまう役のグウィネス・パルトローの、登場したかと思ったらあっという間に亡くなってしまう出だしが個人的には一番衝撃的だったかもしれません。そして、CDC(疾病予防センター)が彼女の行動を追って感染経路を調べて行くのですが、途中経由したシカゴで浮気相手に会って、浮気相手も感染媒体になってシカゴでも感染が広がって行くというちょっと「ドクターハウス」ばりのストーリーを展開します。

二日目、という設定から映画は始まります。
あらすじ
香港に出張したベス・エムホフ(グウィネス・パルトロウ)は、体調の悪さに気づきながらも途中シカゴ経由で、夫のミッチ(マット・デイモン)が待つミネソタの自宅に帰ってきます。息子と夫に暖かく迎えられた彼女は自宅で倒れ、そのまま病院に運ばれ亡くなってしまいます。また、彼女の息子も同様の症状を見せ、死亡します。

一方、同じような症状の人間が香港、ロンドン、東京など各地で次々と亡くなっており、報告を受けた世界保健機構(WHO)のドクター・レオノーラ・オランテス(マリオン・コティヤール)や、アトランタの疾病予防センター(CDC)のエリス・チーヴァー博士(ローレンス・フィッシュバーン)が調査に動き出します。。。

二日目、という出だしなのですが、要するに感染二日目からストーリーが始まっていて、最後に感染経路から一日目までの成り行きが暴露されると言うストーリー構成です。凶悪なウィルスが中国から発祥して世界中に広まるというのが現実味がありすぎてなかなか怖〜いです。「鳥インフルが来る!」とニュースなどで騒がれてかれこれ5年(?)くらい経っていますが、もし本当に鳥インフルが発生したらこんな風に世界中パニックになるのか、などと考えてしまいます。

町の機能が失われて、軍の配給を待ったり、軍の監視のもとに州の移動が出来なくなったり、ネットで怪しい治療法が拡散してそれを悪用してお金儲けしようとする輩が出て来たり、色々とリアルです。

人口密度の低いアメリカ(しかもマット・デイモンがいるのはミネソタ)でこの状態なら、東京なんかは人口密度が高い分だけ広まるのもあっという間なんじゃないかとか、その状況が現実で起こった場合を連想させるのが容易な設定なだけに、かなり恐怖感を味わえてしまいます。

お暇な時にどうぞ。
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コンテイジョン [DVD] / マット・デイモン, ジュード・ロウ, ローレンス・フィッシュバーン, マリオン・コティヤール, ケイト・ウィンスレット (出演); スコット・Z・バーンズ (脚本); スティーブン・ソダーバーグ (監督)コンテイジョン [Blu-ray] / マット・デイモン, ジュード・ロウ, ローレンス・フィッシュバーン, マリオン・コティヤール, ケイト・ウィンスレット (出演); スコット・Z・バーンズ (脚本); スティーブン・ソダーバーグ (監督)
posted by 淀川あふるー at 16:36 | Comment(0) | TrackBack(1) | SF 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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