「ハンガー・ゲーム」(The Hunger Games)は、2012年のアメリカ映画。SFアクション映画。
「バトル・ロワイヤル」のパクリだと騒がれたこの作品、確かに似ています。でも、「バトル・ロワイヤル」の方が登場する人物の性格・性質・心理状態が描かれていて、『ヒロインをメインに感情入れてくれよ!』という傲慢さは無かったように思います。
「ハンガー・ゲーム」はショッキングな殺し合いをCGを使って映像的により『かっこよく』作ってる反面、ストーリーに深みが無くて作り散らした感じで終わってしまいます。ショッキングな内容の映画は、見る側に何かしら考えさせる事が目的だったりする場合が多いのに、ただ内容がショッキング!というだけで考えさせられる所がない、しかも後味も悪いエンターテイメント映画です。
「“貧しい”地域から選別された少年少女が、“リッチ”な人たちの住む都会で『ハンガーゲーム』という名の残酷な殺し合いに参加させられますよ〜〜。まるで昔のコロシアムのように残酷な見せ物を暇つぶしに楽しむ奇妙な人達の為に、余興を提供するただの駒として少年少女がどんどん死んで行きますよ〜〜。」という設定を上手く昇華させて何らかのメッセージがあるならまだしも、設定の違和感に対する道徳観も中途半端で終わってしまいます。
ヒロインにただかっこつけさせるシーンで終わらせずに、無惨に死んで行く少年少女や、彼らの出身地の人達の憤りをちらっと見せるだけでなくエンディングまで持って行ってひと騒動起させてもいいと思うのですが、後味の悪いロマンスで終わらせてしまいます。あくまでヒロインを引き立てるお情けみたいな感じで、殺害された幼い少女に憤る彼女の出身地の人達が登場しています。何がしたかったんでしょうかね??『ああ、無情』というストーリー展開で終わらせる方がまだ意味があったかもしれません。
“貧しい”エリアのシングルマザーの家から妹の代わりに自ら志願した主人公の女の子も、「貧しくて、飢えてパンを与えてもらった」というエピソードが登場する割には、ほっぺたもむっちり、腰回りもむっちりの、『どう見ても飢えてないだろ!血色良過ぎだろ!』という感じから既に鼻についてしまいました。
褒めたくなるような部分の全くない映画でした。。。
![ハンガー・ゲーム(上) (文庫ダ・ヴィンチ) [文庫] / スーザン・コリンズ (著); 河井直子 (翻訳); メディアファクトリー (刊) ハンガー・ゲーム(上) (文庫ダ・ヴィンチ) [文庫] / スーザン・コリンズ (著); 河井直子 (翻訳); メディアファクトリー (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41ziQhzXnqL._SL160_.jpg)



世界でも話題性が先走り、それが金を生み出しているんでしょうかねw
自分は見てないので何とも言えませんが、主さんの感想を見て少し残念です。
またお邪魔します^^
不評ですよーー。興行成績は悪くないのかも知れないけど。
あまり対抗馬の映画が無い時期に出た映画だから動員数が多かったんでしょうかねーー。
ですよね。いまのところ今年一番の「なんでみちゃったんだろう」映画です。