英語版
「スリング・ブレイド」(Sling Blade)は、1996年のアメリカ映画。ビリー・ボブ・ソーントン脚本・監督・主演映画。アカデミー脚色賞受賞映画。
所々カールのユニークなキャラクターで笑わせるシーンもあるのですが、とても重い内容の映画です。不幸な少年期を過し、精神病院の中で人生の大半を過した主人公カールが自由の身になって社会に出て、少年と出会う事で人生を少し取り戻すというお話です。
あらすじ
12歳の時にカイザーブレイド(スリング・ブレイド)で母親とその愛人を殺害した、知的障害を持つカール・チルダース(ビリー・ボブ・ソーントン)。中年になって拘束期間を終えた彼は、故郷の小さな町に帰って来る。自由の身にはなったものの受け入れてくれる家族も無く、ぶらぶらと町を散歩してとあるコインランドリーで12歳の少年フランク少年(ルーカス・ブラック)と出会う。
生活をどうすれば良いか分からなかった彼はそのまま病院に戻り、院長に小さな修理屋に紹介してもらい、そこの倉庫で寝泊まりする事になる。カールはフランク少年の家を尋ね、徐々に少年と友情を深めて行く。
フランクはシングルマザーのリンダと、そのボーイフレンドのアル中男ドイルと暮らしているのだが、ドイルはフランクの事を邪魔な存在として横暴に扱っていた。。。
ちょっと人とは違う、大人は彼を見て顔をしかめるような、そんなカールという知的障害を持った中年男性をフランク少年はすんなりと受け入れて、彼に懐いてしまいます。フランクの母親もちょっとおおらかで、彼らや職場の人達と関わる事でカールは徐々に小さなコミュニティの中で自分の居場所を作って行きます。
カールの子供の頃のエピソードがフランクとの会話の中で登場するのですが、子供時代に壮絶な体験をしています。それだからこそ「子供はこういう話しを聞く必要はない」と、喋ってしまった後で慌ててフランク少年に何回も言っています。自分みたいな思いはして欲しくないと、自分と友達になってくれた少年を父親のように庇う側面も見せます。
知的障害をもっていても心は皆と同じように痛みを感じていて、だからこそ自分で聖書を読んで勉強してみたり少年の境遇を思いやってみたり、カールという人物像のその境遇がかなり切なくて、やりきれなさで一杯になります。飄々とした彼の風貌の中に時折見せる傷ついた目つきに、表面上は見えない彼の抱えた闇の深さが伺えるようです。セカンドチャンスで初めて自分の人生を生きて少し幸福を感じる事が出来たのに、誰かの為に彼はそれを投げ捨ててしまいます。
切なさとやり切れなさで一杯になるような映画です。
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