「プロメテウス」(Prometheus)は、2012年のアメリカ映画。リドリー・スコット監督。SFホラー映画。
元々は『エイリアン』のプリークェルとして構想されていたそうですが、独立した話しとなっています。所々に『エイリアン』を彷彿させるようなシーンが登場するのですが、どうせならプリークェルでがっつり作ってしまえばストーリーの穴もなく上手く仕上がったのかもしれませんね。ちなみに「Prometheus」は英語でプロミーシアスと発音します。
これぞSF映画!というような気の効いたアイデアが使われていて、宇宙船内に自動手術マシーンを装備してるとか、洞窟探査に使うスキャナーと、それを取り込む宇宙船「プロメテウス」にある立体モニターとか、エイリアンの宇宙船内にある宇宙の立体像が現れるシステムとか、視覚的にはSF映画ファンにはたまらなくなるようなシーンが盛りだくさんで登場します。
映像はトレーラーを見ての通りなかなか素晴らしい出来なのですが、ストーリーは人類の起源を題材に扱っているにしてはかなりお粗末な感じです。説明不足もしくは展開不足でストーリーがまとめられているので、見終わってからもやもやする部分が出て来てしまいます。この夏一番期待していた映画だけに残念です。視覚的な部分にこだわる割にはストーリーが手薄になってしまうというのは、最近のSF映画の傾向なんでしょうか。
あらすじ
2089年。考古学者のエリザベス・ショウ(ノオミ・ラパス)とチャーリー・ハロウェイ(ローガン・マーシャル=グリーン)は古代の別々の文明に登場するある星座を発見します。それを「招待状」と解釈した彼らは、ウィーランド・コーポレーションのCEO、ピーター・ウィーランド(ガイ・ピアース)が出資する宇宙船「プロメテウス」に乗り込み、調査をしに現地へ向かいます。
2093年。宇宙船は目的の星LV-223に辿り着きます。最初に起床してきた司令官メレディス・ヴィッカーズ(シャーリーズ・セロン)の指示に従い、アンドロイドのデイビッド(マイケル・ファスベンダー)は2年間眠りについていた船員達をスリープチェンバーから起床させます。
惑星上で人工的な地形を探し当てたクルー達は、地上へ降り立ち散策を始めます。。。
ノオミ・ラパス演じるエリザベス・ショウが、最初から問題児の匂いをプンプンさせます。映画によくある傾向ですが、学者とか頭が良いはずなのに未知の星でアホな行動を取ってしまうとか、何なんでしょうかね。巨額の投資をしてこれだけ壮大な宇宙船を飛ばしているのに、船員がこれだけお粗末って、国を挙げての(国民の税金を使っての)プロジェクトだったら絶対許されないよね、と思ってしまいます。
エリザベス意外のキャラクターはあまりちゃんと描き出されていないせいか、なんだかサラッとし過ぎていてイマイチ感情移入も出来ないで終わります。そして、このエリザベスはリプリーと違って全く応援したく無くなるような風味の人物でした。
「エイリアン」に中途半端に固執している所為でしょうか、蛇のような人の体に食い付いて寄生するエイリアンが登場する辺りから、なんだかストーリーに不要な既視感が出てきます。人類の源とされる高等生物が、何を考えてそんな凶暴で下等な生命体を作り上げて生態系に異変をもたらせようとするんでしょうかね?
フュージョンして「エイリアン」が登場する辺りでは、「はいはい、じゃあもうエーリアンのプリークエルにしちゃえばいいじゃん」と思わざるを得なくなってしまいます。
映像面では映画館の大画面で観る迫力はかなりあります。日本では8月24日から公開するそうです。
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淀川あふるーさんの映画レビューブログ読ませて頂きました。
そこでもし良かったらですが、相互リンク募集中とあったので、相互リンクさせて頂けないかと思いメールさせてもらいました。
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