カウボーイ & エイリアン Cowboys & Aliens

「カウボーイ & エイリアン」（Cowboys & Aliens）は、2011年のアメリカ映画。

ハリソン・フォードとっても老けてしまいましたね。西部劇設定なので、インディみたいな格好で登場するので、余計に目立って老けて見えてしまいました。役所は、口が悪くて頑固な昔気質なおっさんだけど、本当は心優しかったりするキャラでピッタリの演技をしていました。

ハリウッド映画だな、というエンタメ要素をぴっちりと計算して上手く組み立てた映画です。テンポの良く進むストーリー、愛あり、勇気あり、ヒーローもいて、派手なCGもあり、無駄無くまとめてある映画です。

せっかくカウボーイと言う要素を使うんだから、UFOでロデオとか、縄投げでUFO捕獲とか、もっと悪のりして欲しかったのですが、普通にカウボーイ＆インディアン連合軍対エーリアンという映画です。強いて言えば、インディアンが槍や弓矢でエイリアンを倒すシーンは個人的に興奮して見てしまいました。やっぱり、カウボーイとかインディアンの時代設定でエイリアンと戦わせるなら、彼ららしさでガンガン対抗して欲しい所です。

あらすじ
ジェイク・ロネガン（ダニエル・クレイグ）は、砂漠で目覚めるのですが、記憶を無くしてしまっています。何故か左腕に金属製の腕輪をしており、外そうとしても外せません。そこへ三人のならず者がやって来るのですが、ジェイクは彼らを倒して服や馬を奪って走り、とある家まで行き着きます。

その家に勝手に入り込み、家主のミーチャム牧師に銃を突きつけられるのですが、ケガをしているジェイクを見た牧師は彼を手当てします。突然外で誰かが発砲し、外の様子を見に行った二人は、町の有力者の愚息パーシー・ダラーハイド (ポール・ダノ)が酒場の亭主にいちゃもんを付けている所に出くわします。ジェイクが彼を難なく押さえ込んだ所で、保安官ジョン・タガート(キース・キャラダイン)がパーシーを逮捕しにやって来るのですが、お尋ね者のジェイク・ロネガンに気づいた彼は、パーシーを牢屋に入れた後、ジェイクも逮捕します。

その晩、二人を連邦警察署に引き渡そうと馬車に入れたところへ、謎の物体が飛来し、町の人間をさらっていきます。。。

エイリアンが人間を捕まえる様子は、その昔の西部劇でよくある縄でしばった人間を馬に引きづり回させるシーンのようで、空中で縛られた人々が引きづり回されるような感じで捕獲されて行きます。エイリアンの目的自体はその他のよくある映画のストーリーと同じなのですが、この映画で観てるとエイリアンのやってる事＝白人達が過去にやって来た事に近い目線があるのかな、と思えてしまいます。
侵略して来た側の人間は、侵略される事に強い恐怖心があるのでしょうかね？

お暇な時にどうぞ。
カウボーイ＆エイリアン [DVD] / ダニエル・クレイグ, ハリソン・フォード, オリヴィア...