2012年03月02日

ダニー・ザ・ドッグ Unleashed


英語版

ダニー・ザ・ドッグ」(Unleashed)は、2005年のアメリカ/イギリス/フランス共同制作映画。リュック・ベッソン脚本。

ジェット・リーが登場するのでもちろんアクション映画なのですが。ただのアクション映画で終わらせないように脇を固める俳優さん達が大物ですね。ボブ・ホスキンスは悪役でダニーを犬の様に育てた男、対するモーガン・フリーマンはそのダニーを囲いいれて彼の精神的にコントロールされた状況を「解き放つ」役で登場します。

あらすじ
高利貸しであるバート(ボブ・ホスキンス)は、ダニー(ジェット・リー)を幼い頃から調教し、自分には従順で、首輪を解き放つと殺戮マシーンになるよう仕立て上げます。バートはダニーをアンダーグラウンド・ファイトに参加させ大もうけします。ある日借金の取り立てにいく途中ひどい交通事故に遭い、バートは倒れ、ダニーは命辛々脱出します。

ピアノの音色にただならぬ反応を見せるダニーは盲目のピアニスト、サム(モーガン・フリーマン)の元に引き取られます。ピアニストを目指す18歳の養子の娘ヴィクトリア(ケリー・コンドン)と2人で暮らしていたサムは、ダニーが社会の事を全く知らない子供のように怯えているのを見て、彼に愛情を注ぎ始めます。。。

首輪を付けている状態の40代のジェット・リーが、まるでいじめられた子犬のような表情をする時があります。なんとも可愛らしい感じがするジェットおじさん、首輪を取ると豹変してしまいます。目つきが『殺・戮』っていう凄い殺気に満ち溢れますね。

モーガンは相変わらずそつなくその役にバッチリの、人道的心に溢れる初老の男性を演じているのですが、対するボブ・ホスキンスのちょっと変で憎たらしい高利貸しのバートも良いです。小さいのに凄くインパクトのある男優で、こういううさん臭い役でその個性が光りますね。

最近日本語吹き替えのモーガン・フリーマンの声がとんでもなくかけ離れている事に気づいたので、モーガンの映画は出来れば字幕で見る事をおススメします。モーガン・フリーマンはその深く心地よい美声で有名で、ビサ・カードのコマーシャルや、サイエンス番組のナレーターなどもこなしたりしています。情けない老人声ではないので、モーガンの映画は字幕がおすすめです。

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ダニー・ザ・ドッグ DTSスペシャル・エディション (初回限定生産) [DVD] / ジェット・リー, モーガン・フリーマン, ボブ・ホスキンス, ケリー・コンドン, ディラン・ブラウン (出演); リュック・ベッソン (脚本); ルイ・レテリエ (監督)ダニー・ザ・ドッグ [Blu-ray] / モーガン・フリーマン, ジェット・リー, ボブ・ホスキンス (出演); ルイ・レテリエ (監督)ダニー・ザ・ドッグ オリジナル・サウンドトラック(CCCD) [Soundtrack] / サントラ (演奏) (CD - 2005)ダニー・ザ・ドッグ [DVD] / ジェット・リー, モーガン・フリーマン, ボブ・ホスキンス, ケリー・コンドン (出演); ルイ・レテリエ (監督)
posted by 淀川あふるー at 16:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 犯罪/アクション/ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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