2011年12月10日

モンテーニュ通りのカフェ Fauteuils d'orchestre



モンテーニュ通りのカフェ」 (Fauteuils d'orchestre) は、2006年のフランス映画。コメディ/ヒューマン・ドラマ/恋愛 映画。

女の子達が憧れるパリってこんな感じ?というようなパリの人間模様が描かれている映画です。演劇、芸術、音楽の集まったその一角で、人生の岐路という程深刻ではないけど、現状に行き詰まりを感じていて、自分の望む人生を生きようと葛藤する年齢層の違う複数の男女が描かれています。

著名なピアニストには、契約金なんてどうでもいいからもっと音楽を知らない人に音楽を広めて行きたいという思いがあったり、お昼のドラマで成功していて舞台女優でもある女性は、実はお昼のドラマにうんざりしていて活動の場を映画へと広げようとアメリカ人監督にアプローチを掛けてみたり、劇場の裕福なオーナーは自分の人生の残りを考え出して、若い女性を側に置いて残りの人生を謳歌しようとしたり、その息子はそんな父親を心配しながらも、自分も妻と離婚して、大学教授の仕事を辞めようと思っていたり、主人公の若い女性ジェシカが田舎からパリに出てきて出会う人々は、現状を打破しようと悩んで葛藤している人々達です。

あらすじ
両親を幼い頃に亡くし、大好きなおばあちゃんの元で育ったジェシカ(セシル・ドゥ・フランス)は、おばあちゃんの勧めもあってパリに出てきます。モンテーニュ通りの“カフェ・ド・テアトル”でなんとか見習いとして雇ってもらい働き出すのですが、そこは劇場関係者やオークション関係者がよく使うカフェ。お昼のドラマで有名なカトリーヌや、美術品収集家のグランベール氏や、著名なピアニストのジャン=フランソワ・ルフォール(アルベール・デュポンテル)などと知り合いになって行きます。

お金のないジェシカはホテルに泊まる事が出来ず、カフェからの出前で訪れたピアニストの部屋に忍び込んでシャワーを拝借したりしてその日暮らしをします。。。

家族や周りの人の為とかではなく、自分の望む人生を生きたいという所がとても西欧的な感じなのでしょうか。個人の人生のチャレンジにフォーカスがされていて、良いテンポで交差する登場人物達の人生が描かれています。人々の描き方に心地よい距離感があって、ベタっとした関係で描かれていないのが良いですね。所々皮肉や笑いも込められていて、重い人生ドラマに仕上げるのではなく、軽やかに描きだしています。

格言的なとても良い台詞が鏤められている映画でもあります。おばあちゃんの最後の一言、「恐れずに前に一歩踏み出す事が大切よ。それで私の人生は輝いたのよ。」いいですね。現状に行き詰まっている時に思い出したい台詞です。

モンテーニュ通りのカフェ [DVD] / ヴァレリー・ルメルシエ, セシル・ド・フランス, ア...
モンテーニュ通りのカフェ [DVD] / ヴァレリー・ルメルシエ, セシル・ド・フランス, アルベール・デュポンテル, クロード・ブラッスール, クリストファー・トンプソン (出演); クリスティーヌ・ゴズラン (プロデュース); ダニエル・トンプソン (監督)[DVD] モンテーニュ通りのカフェ
posted by 淀川あふるー at 17:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ヒューマンドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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