英語版
「アバウト・シュミット」(About Schmidt)は2002年のアメリカ映画。コメディ/ドラマ映画。
あらすじ
ネブラスカ州オマハに住むとても平凡な66歳の保険会社シュミット(ジャック・ニコルソン)。定年退職を迎え、自分の人生に手持ち無沙汰を感じ、アフリカの子供たちを援助する事にします。その子に対しての手紙を書きながら自分の人生を振り返って不満が爆発し始めます。
長年一緒に過してきた妻に対する不満。何で一緒に過しているのか分からない、とまで不満がつのってしまうのですが、妻は急死してしまいます。葬式の為に遠くから娘ジーニー(ホープ・デイヴィス)が尋ねて来るも、自分の結婚式の事で頭がいっぱいな娘は一日で帰ってしまいます。亡くしてみて初めて彼女のありがたさに気づくシュミットですが、妻の遺品を見ているうちに、その昔、自分の親友と浮気していた事が発覚します。
怒りに任せて親友と絶縁し、娘の居るデンバーまでキャンピングカーで旅立つ事にします。。。
何だかとっても一般的にありえそうな状況を描いた映画です。退職したけど、これと言った趣味も無く時間を持て余し、自分の平凡な人生を振り返って不満が出て来るシュミット。イマイチ分かり合えない妻、可愛いけどそこまで関わってこなかった娘。いくら家族と言えど結局は個人で、自分側の理屈しか分からない。
ジャック・ニコルソンがユーモラスにシュミットを演じているので、ただただ重い映画ではないのですが、とっても現実世界でありそうな、ある意味ありがちなその状況に、(良い意味で)よくこういう映画を作ろうと思えたな、と思えてしまいます。現代の希薄な家族関係や、個人主義の結果みたいな部分が微妙に現れていて、アメリカ映画にありがちな一般的な『家族の幻想』が取り払われている映画です。
あった事も無いアフリカの子供に、自分の人生のあれこれを日記の様に書いてしまうくらい孤独なシュミット。決定的に人生に何か欠落してる訳ではないのだけど、定年し、妻を亡くしてみて平凡な現実世界の人間の関わりって、結局孤独なものだと分かるのですね。
キャシー・ベイツのヌードシーンが出て来るのですが、かなり強烈で「よくぞ脱いだ!これぞ女優魂!」みたいなものを感じてしまいました。美人が売りだった女優だったら、絶対に嫌がるような場面ですね。
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