2011年05月29日

ジョン・ゲイシー gacy


英語版 *虫の苦手な方は注意*

ジョン・ゲイシー」(gacy)は2003年のアメリカの映画。クラウン(ピエロ)殺人鬼、ジョン・ゲイシーの伝記的映画。

ジョン・ゲイシーは33人の少年を含む10代の男性達を殺害したホモのシリアルキラーとしても有名ですが、ファンドレイザーのイベントや、子供達のパーティでよくクラウン(ピエロ)の格好をしていた事からこのあだ名がついています。鳥や野球、クラウンの絵を描いていたのですが、今でも展示会が開かれたり取引がされたりしています。

よくあるシリアルキラーのパターンで、幼児期の親からの虐待でおかしくなってしまった人の典型なのですが、仕事のできる人だったようで職場、収容された先の牢屋、何処でもかなりの働きをして昇進したり功績を残しているという面もあります。虐待を受けて来た父親に認められたい、そういった心理も働いていたのでしょうか。

残念ながらこの映画ではそういった心理面もよく描き出されている訳ではいないし、かといって殺人場面で売っている訳でもないという中途半端な仕上がりになっています。唯一グロいのがゲイシーの家の床下に沸く虫なのですが、そこを何度も繰り返して映し出し「家の下に埋まる数十もの死体」とその上で普通に暮らすゲイシーやその家族(後に家を出て行きますが)を強調しているのだと思いますが、監督が一番強調したかったのがそういった客観的で中途半端に象徴的にしてしまった恐怖である分、たいして怖さの無い映画です。(上のトレーラーの方が上手に怖くまとめてあります。)

あらすじ
父親と一緒に森へキャンプへ行った子供の頃のゲイシー。ちょっとした事が理由で、「変態」と罵られ、殴られます。

1976年。大人になった模範的市民のジョン・ゲイシー(マーク・ホルトン)。日曜のファミリー・ディナーを家族で楽しもうとしていると、隣人が訪れて来て家からする悪臭を何とかしてくれ、と苦情を受けます。娘達は洗面所のパイプから上がって来た虫に悲鳴を上げ、ジョンは友達にどうしたら匂いを取れるか相談しに行って、石灰を撒く事をアドバイスされます。。。

ポスターのピエロに凄みがある分、かなり拍子抜けする描き出し方がされている映画なのですが、主人公のゲイシーは表向きの顔の良いデブのホモで、お金にせこく、欲望のまま少年達をドンドン毒牙に掛けて家の下に埋めて行きます。いいとこなしのおっさんですね。。。

素材を生かしきれてない伝記物映画です。

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posted by 淀川あふるー at 17:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | シリアルキラー映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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