2010年04月15日
ダメージ Damage
英語版
「ダメージ」(Damage、仏:Fatale)は、1992年制作のイギリス・フランス合作映画。ヌーヴェルヴァーグで知られている、ルイ・マル監督作品。
不倫の中でもかなり究極の背徳を、ジュリエット・ビノシュ演じるアンナとジェレミー・アイアンズ 演じるスティーブン・フレミングが犯します。
あらすじ
英国国会議員で、富も名誉も持った中年男スティーヴン(ジェレミー・アイアンズ)は、息子マーティンのガールフレンドのアンナ(ジュリエット・ビノシュ)と出会う。大して言葉も交わした事の無い相手なのに、お互いに強烈に惹かれ合います。二人は情事を重ね続け、マーティンとアンナの旅行先のパリにまで突発的につけて行って、密会してしまったりします。
スティーブンは妻の元を去る決心までしますが、アンナに説得されて現状に留まります。一方、アンナはマーティンと結婚する事を決めてしまいます。「あなたといたいから息子と結婚するの」とスティーブンに言い放って。。。
ジュリエット・ビノシュがファムファタール(運命の女)っていうのに納得がいかない人もいるようですが、美人で、プレイメイトみたいな体つきで見るからに男を喰らうような女より、ちょっととらえどころの無い感じでミステリアスで、一見草食系のように見える肉食系で、しかも知的な一面も持っているジュリエット・ビノシュは、この映画の中で、かなりのファムファタールだと思います。普通の男じゃなくて、上流階級の知識層の中年男を喰らうファムファタールっていう設定にぴったり。
このアンナの役所はかなり複雑なキャラクターで、兄の自殺に対する罪の意識から、男に体を与え続けてきています。この配役にビノシュを選んだのは、さすがルイ・マル監督と思ってしまいます。
若い女に骨抜きにされる、富、権力、幸せな家族の全てを持ったハンサムな中年男をジェレミー・アイアンズが熱演しているのですが、一緒にDVDを観ていた友達とHシーンで何度か大笑いをした覚えがあります。「え、何今の???」「ほら、アンナ、不満そうじゃん」もちろん、リアルタイムで撮影するのは無理があるけど、それにしてもねえ。当時はバイアグラが無かったからしょうがない。
まだ見ていない人は必見。不倫ものの映画の中でもかなり破滅的な作品です。
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